スポーツ

亀田興毅の過激キャラは父・史郎の「演出」衣装も髪型も強制だったアピール苦労の過去

 元プロボクシング2階級王者の亀田大毅氏と父でトレーナーだった亀田史郎氏が「かまいたちの知らんけど」(MBSテレビ)に出演。長兄・興毅氏は現役時代、ビッグマウスで知られたが、これが史郎氏による「演出」だったと明かしていた。

 史郎氏は、興毅氏のデビュー戦を振り返り、

「現金くれへんからジムは。チケット売らなあかんから。『ファイトマネーデビュー戦1000万円 大型新人!』って載ったけど、チケットで持ってこられた。1000万円ちゃうやん。売れへんかったら紙切れやん」

 と手売りで全部売りに行っていたことを告白。

 そんな状況だったために、当時は世間に広く知ってもらうために興毅氏に過激なビッグマウスのキャラを演じさせていたといい、

「なんやこいつ、クソ生意気やなって思われてもいいから、とにかくアピールせい! いろいろやっていけ! と言って興毅とずっと練習しとったんや」

 と回顧。記者会見をする際は史郎氏が記者役になってシミュレーションし、当時は喋れなかった興毅氏を特訓。衣装も髪形も全て史郎氏が決めてプロデュースするという徹底ぶりで、大毅氏も「総監督やから」と表現していた。

 かまいたち山内健司から「ボクサーの方で食えるライン」を聞かれ、史郎氏は「世界チャンピオンでも食えてない」と返答。大毅氏は今、食べれているのは井上尚弥、村田諒太(引退)、井岡一翔ぐらいとした。ボクシング界は収入面も厳しいようで、それだけに自己プロデュースも必要なのだろう。

(鈴木十朗)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
3
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ