社会
Posted on 2023年10月09日 05:59

暗殺者の生まれ年まで…いまだ「生まれ変わり説」が消えないケネディとリンカーン「おそるべき一致」

2023年10月09日 05:59

 1959年3月のチベット動乱で亡命したのち、1989年にノーベル平和賞を受賞したチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世。すでに87歳とあり、後継問題についての議論が行われているとされる。チベット仏教では、死去後に生まれ変わりを探す「輪廻転生」という伝統制度で、次期指導者が選出されることになっている。

「輪廻転生」とはすなわち、人は何度も生死を繰り返し、新しい生命に生まれ変わることを指す。輪廻は車輪が回る様子、そして転生は生まれ変わることを意味する。

 この考え方はなにもアジア周辺地域に限ったものではないのだが、アメリカで現在もなお、まことしやかに囁かれるのが、ジョン・F・ケネディ元大統領の「エイブラハム・リンカーン生まれ変わり説」だ。

 というのもこの2人、経歴からその死に至るまで、あまりにも共通点が多すぎるのだ。

 例えばリンカーンの初当選は1846年、対してケネディはその100年後、1946年に当選している。リンカーンは1856年、ケネディは1956年にそれぞれ副大統領候補となり、さらにリンカーンは1861年、ケネディは1961年に大統領になっている。

「仕事面だけでなく、この2人には家族に関しても不思議な符号が多く、リンカーンの息子とケネディの父親がイギリス大使だった。2人とも子供を4人もうけるも、次々に病気や不慮の事故で亡くなり、40歳を過ぎて生存していた子供は1人だけでした。2人が暗殺されたのは祝日の前の金曜日で、リンカーンはフォード劇場、ケネディはフォード車の上だった。不思議なことに、2人の暗殺者の生まれ年が1839年と1939年で、ちょうど100年違いだったことで、アメリカではテカムセの呪い(大統領に降りかかる災難)、ケネディ家の呪いとして、その輪廻転生説が広がったといわれています」(アメリカ史研究家)

 この話題に拍車をかけたのが、ケネディ大統領暗殺事件を検証したウォーレン委員会報告書にまつわり、その後に飛び交った陰謀説や憶測を交えた告発本だった。

 加えてマルコムXやキング牧師などの暗殺事件が続発したことによる社会不安も、「輪廻転生」「生まれ変わり」「呪い」説などを広める要因になったようだ。

(ジョン・ドゥ)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク