社会
Posted on 2023年11月11日 05:58

本当にあった!所有者が次々と死亡・処刑・射殺「呪いのダイヤモンド」の正体

2023年11月11日 05:58

 11月11日は一般社団法人の日本ジュエリー協会が1986年に制定した「ジュエリーデー」なのだとか。なんでも農商務省令で、宝石の重量の表示にカラットという国際単位を採用したのが1909年のこの日で、ジュエリーの魅力を多くの人に知らせるため、そう定められたのだという。

 古今東西、世の女性たちをトリコにしてやまない宝石。だが、世界には「死を呼ぶ」や「不幸を招く」といった伝説が残る宝石は多く、事実、身に付けたら最後、不運の生涯を送ることになってしまった人々は少なくない。世界の宝石に詳しい業界関係者が解説する。

「例えば現在、ロンドン塔で展示される5000年前のコ・イ・ヌール・ダイヤモンド。このダイヤをめぐって多くの血が流され、数多の所有者が命を落としたとされます。1800年代初めにインドで発見されたブラック・オルロフも、もともと所有していたロシアの皇太子妃ナディア・オルロフが自殺。その後も所有者の多くが不吉な死を遂げたことで知られます」

 中でも最も不吉だとされるホープ・ダイヤモンドは、多くの所有者たちに壊滅的な災いを及ぼしてきた、45.52カラットのダイヤだ。前出の宝石業界関係者によれば、このダイヤは現在、スミソニアン博物館のひとつである国立自然史博物館に所蔵されているというが、

「9世紀半ば、インド南部デカン高原のコーラルという町で、農夫が川底から発見したと言われています。一説には、ヒンドゥー教寺院に置かれた女神の彫像の目に嵌められていたうちのひとつで、何者かによって盗まれたことで僧侶が持ち主らに呪いをかけた、との伝説が残されています」

 17世紀には、フランス王ルイ14世がこのダイヤを購入。次の持ち主であるルイ15世が天然痘で死亡すると、続いてダイヤの所有者となったルイ16世と王妃マリー・アントワネットも、フランス革命で処刑された。その後、窃盗団に持ち去られたダイヤは、出所を不明にするためカッティングされ、オランダ・アムステルダムの宝石店の手に渡った。ところが、その宝石商の息子がダイヤを横領し、宝石商も死亡。息子は自殺してあとを追ったとされている。

「さらに、その後に手にしたフランス人宝石ブローカーも自殺。パリの舞台で活躍する女優の手に渡るも、彼女は愛人によって射殺され、その愛人も殺されるという運命を辿ったと…」(前出・宝石業界関係者)

 ただ、この「呪いの話」、パリの通信員が架空の所有者を入れ込んた作り話との説もあり、どこまでが本当でどこまでが捏造なのかが不明だとされる。

 とはいえ、様々な人たちを翻弄してきたことは間違いない。そんな「呪いのダイヤモンド」は悠久の時を経て、今も妖しい輝きを放っている。

(ジョン・ドゥ)

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