社会
Posted on 2023年12月22日 05:58

絶滅危惧種から脱出したウシ科の珍獣「サイガ」の奇異な風貌

2023年12月22日 05:58

「サイガ」という珍獣をご存知だろうか。主にモンゴル南西部、カザフスタン、ロシア南部の草原に分布しているが、密漁と病気の蔓延で「近絶滅種」とされていた。

 それがこのほど、20年にも及ぶ懸命な保護活動が実り、ユーラシア大陸には190万頭が生息するまでに。3段階評価を引き下げて、「近危急種」に変更されたことが分かった(12月18日「NATIONAL GEOGRAPHIC」日本版サイト)。

 サイガはヤギほどの大きさで、頭にネジのような長いツノが2本生えており、巨大な鼻が最大の特徴だ。ウシ科の偶蹄類なのだが、とてもウシには見えない奇異なる風貌なのだ。サイガに限らず、ウシに見えないウシ科の動物は、ほかにも存在する。動物ジャーナリストが解説する。

「『ジェレヌク』は、主にアフリカのサバンナに生息。体長約150センチで首や手脚がスラリと長く、一見してシカを思わせる風貌ながら、最大の特徴は、小さな顔です。小顔の生き物は可愛いと重宝されるものですが、小顔すぎてエイリアンみたいでコワいといった声も。トゲの多いアカシアの葉を食べるため、枝と枝の間をすり抜ける際にトゲに当たらないように、小顔が役立っているんです」

 あるいは「アラビアオリックス」は、オマーンやアラビア半島の砂漠地帯に分布。体長は約180センチで、直線的に長く伸びた2本の角が特徴だ。横からは角が1本に見え、また体が白いことから、ユニコーンのモデルになったと言われている。

「ユニコーンはウマに似た伝説上の生き物で、これもまたウシらしからぬ風貌。ちなみに、80キロ先の雨のニオイも嗅ぎ分けることができるといいますから、恐るべき嗅覚です」(前出・動物ジャーナリスト)

 大谷翔平は空前絶後の才能で「ユニコーン」と称されるが、投手としても打者としても、一流の嗅覚…いや、感覚を持っている。やはりユニコーンだ。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク