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記事全文を読む→倒産続々…ラーメン店を苦しめる原材料高騰と「1000円の壁」超えれば大炎上
昨年末、ラーメン店がX(旧Twitter)に値上げをすることを発表したところ、リプライで批判の声が寄せられたことが話題となった。2023年はラーメン店の倒産が相次ぎ過去最多ペースとなったが、その根本原因がこのやり取りの中にあるとの見方がある。
昨年12月25日、埼玉県内のラーメン店が公式Xに、原材料やエネルギー費などの高騰によってこのままでは店を運営していくことが困難だとして、1月4日からの価格改定を発表。すると《ふざけんな!値上げしやがって。ぼったくりだ!》などという批判が寄せられ、店側は「皆様本当に力不足で申し訳ないです」と謝罪に追い込まれてしまった。
ラーメン店は今、苦境に立たされ、「東京商工リサーチ」によると23年1月~8月の倒産件数は28件で前年同期の3.5倍となっている。背景にはやはり、小麦や背脂、鶏油、鶏卵など様々な原材料価格が高騰していることに加え、電気・ガスなどの光熱費、さらには人件費までも上昇を続けていることがある。
しかし、原材料や光熱費の上昇は他の飲食店も同じはず。なぜラーメン店ばかりが倒産しているのだろうか。
「埼玉県の店の値上げ報告に批判が寄せられたように、ラーメンは値上げすると客から強い反発を招くこともしばしばです。もともと庶民の味方というイメージが強いからか、1杯1000円以上となると客離れが起こる『1000円の壁』というものが存在する。『1000円以上が当たり前』というイメージが根付かなければ、さらに多くのラーメン店が倒産の道を歩むことになるでしょうね」(ラーメン評論家)
都内では1000円を超えるラーメンを提供する店も増えたが、地方ではまだまだ安い食べ物という意識が強いのではないだろうか。本当に美味しい店には何とか残ってほしいものである。
(小林洋三)
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