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記事全文を読む→【実在する植物UMA】処刑場に生える「マンドラゴラ」を引き抜くと叫び声を上げて人間を死なせた
一般的にUMAとは未確認動物を指すものだが、植物の世界にも神秘的な魔力を持ち、数々の伝説を有するものが存在する。それが古代から「実在する悪魔の植物」と呼ばれ、人々に恐れられてきた、マンドラゴラ (英名:マンドレイク)だ。
といっても、この植物はなにも「デビルツリー」や「スネークツリー」のように、人間や動物を捕らえて食べる、などという食虫植物の類ではない。では、何が恐ろしいのか。その理由が、この植物の根が持つ「ある問題」だという。UMA研究家が解説する。
「マンドラゴラはナス科の植物で根が太く、先端が成長とともに分岐していくため、見た目は人間の足のような形をしています。根を煎じて飲むと万能に効くとされ、ギリシャ神話では媚薬として用いられたと記されている。旧約聖書にも、ラケルが男性の子供を身ごもるために使用した、という記述が残されています」
万能の薬、あるいは媚薬、強壮剤として重宝される一方で、「マンドラゴラを地面から引っこ抜くため、その茎を握った者は猛毒のため、一瞬で死んでしまう」という伝説があった。そのため、古代の人々はマンドラゴラを引き抜く際、なんと奴隷や罪人、さらには犬を使ったりと、必ず生贄を用意したというのである。先のUMA研究家が、こわばった表情で言う。
「マンドラゴラが恐ろしいのは毒だけでなく、地中から引き抜かれる際、なんともいえない断末魔にも似た大きな叫び声を上げることにあります。その叫び声を聞いてしまった者も生け贄同様、命を落とすのだと。人々は耳を手で覆ったり、耳に詰め物をしたりして、叫び声を聞かないようにしていたと言われます」
伝説とはいえ、このような植物が存在していたことには驚くほかないが、近年の研究分析で判明したことがいくつもある。マンドラゴラは全草が有毒で、とりわけ根は神経毒アルカロイドを数種含み、触れると発熱や嘔吐、心悸亢進などの症状を引き起こし、死に至る場合もあるのだ。
「ただ、引き抜く際の断末魔の叫びは、根茎から地中に張り巡らされた細い根が切断される際に出る音が、逸話として誕生したのではないかと言われています」(前出・UMA研究家)
もともとマンドラゴラは町はずれの処刑場に生えており、そこでまだ女性を知らない若者が首を吊られ、死ぬ間際に放出した体液が土に触れた。それがこの「悪魔の植物」を育てたのだ、という伝承もある
いずれにしろ、動物UMA以上に恐ろしい伝説を持つ、実在する植物UMAというわけなのである。
(ジョン・ドゥ)
アサ芸チョイス
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