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記事全文を読む→GoogleのAIが同意なしであなたの「Gmailを読んでいる」集団訴訟で火がついた「スマート機能」の大問題
あなたが長年、使い続けてきたGmail。取引先との契約書、税理士から届いた確定申告の控え、車の見積もり、人間ドックの結果。その一通残らずが、GoogleのAIに読まれているのではないか。そんな不安を煽る投稿が、Xで一気に燃え広がった。しかもデフォルトでオン、アメリカでは集団訴訟まで起きているという。背筋が寒くなった人もいるだろう。
火元はアメリカの集団訴訟を取り上げた英語投稿だった。訴えを起こした現地のGmailユーザーいわく、Googleは同意をとらずに「スマート機能」をオンにし、過去のメールや添付ファイルをAIが読める状態にしたという。
事実ならば、確かに穏やかではない。だがここで一度、深呼吸したい。これはあくまで原告側の言い分であって、裁判で「クロ」と認定されたわけではない。しかもGoogleは「Gmailの中身をGeminiの学習には使っていない」と真っ向から否定している。
そもそも「スマート機能」とは何か。航空券を予約すれば搭乗日がカレンダーに勝手に入り、宅配の追跡番号がメールの上にカードで表示され、返信欄には文章の候補がスッと現れる。普段なにげなく助けられている、あの機能のことだ。
それが動くのは、メールの内容や利用状況を機能提供のために使っているから。ここがミソであり、「機能を動かすための利用」と「メールを丸ごとAIに覚えさせる学習」は全くの別物である。
肝心なのはここからだ。Google公式ヘルプによれば、日本、EEA(欧州経済領域)、スイス、イギリスではこのスマート機能はデフォルトで「オフ」になっている。一方で「アメリカ在住だが、見たらしっかりオンだった」という報告もある。住んでいる場所で、状況はまるで違うのだ。
「オンにしますか」と聞かれて許可した覚えがあるなら…
では、日本人は安心していいのかといえば、そう単純ではない。例えばGmailで要約や下書きのAIを試そうとして「オンにしますか」と聞かれ、流れでポチッと許可した。そんな覚えがあるなら、話は変わってくる。
一度、自分の設定を覗いてみてほしい。やり方は簡単だ。PC版Gmailなら、右上の歯車マークから「すべての設定を表示」を開き、「全般」タブの「スマート機能」を確認する。ここで「Gmail、Chat、Meetのスマート機能」をオン・オフできる。さらに同じ画面の「Google Workspaceのスマート機能」から「Workspace スマート機能設定を管理」へ進み、「Google Workspaceのスマート機能」と「他のGoogle サービスのスマート機能」の2項目もチェックしておきたい。
スマホ派なら、Gmailアプリ左上のメニュー(≡)から「設定」を開き、対象のアカウントを選ぶ。「全般」欄の「スマート機能」で「Gmail、Chat、Meet」の設定を確認。さらに「Google Workspaceのスマート機能」を開き、「Google Workspaceのスマート機能」と「他のGoogle サービスのスマート機能」を確認する。
これだけ便利なGmailを、多くの人が設定を気にすることもなく毎日、開いている。便利さを享受するのはけっこうだが、自分のメールがどう扱われているのか、そのくらいは知っておきたい。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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