スポーツ

金メダルの歓喜を超える「いちばん幸せだったこと」岩崎恭子が激白した「答え」は何か

「14歳から32年経った今の中で、いちばん幸せだったことは何ですか」

 これは元巨人の岡崎郁氏が、自身のYouTubeチャンネル〈アスリートアカデミア【岡崎郁公式チャンネル】〉で展開した、岩崎恭子さんへの質問だった。

 1992年のバルセロナ五輪200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した際、14歳にして「今まで生きてきた中でいちばん幸せです」の名言を吐いたあのシーンを思い出す人は多いだろう。

 冒頭の質問をめぐるやり取りは、次のようだった。

「それはやっぱり出産かな。娘ができたことっていうのは…」

「オリンピック金メダルに勝る?」

「それまでは自分のことしか考えなかったのに、初めて自分を置いてまで何かをしてあげたいと思えるって、なかなかないじゃないですか」

「オリンピック金メダルが2番に降格したんだ」

 岩崎さんは金メダル獲得後に「幸せ」についてインタビューされる機会が増えたことから、こうも語っている。

「幸せって何だろうって考えるようになっちゃって、まだ十代だったのに。で、たまたま大学生の時に、相田みつをさんの日めくりカレンダーをめくってたら『幸せはいつも自分の心が決める』って書いてあったんですよ。『あ、これこれ』って思って。人に何か言われたりする問題じゃないんだなって思えた時に、すごくラクになりました」

 ゆえに、

「全部、一番です!」

 夏に開催されるパリ五輪でも、日本選手の名言は生まれるか。

(所ひで/ユーチューブライター)

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