芸能

クマムシ、8.6秒バズーカーが大ブレイクも「歌ネタ芸人」は使い捨て要員!?

20141126logo

 アイドルソング漫才でブレイク中のお笑いコンビ・クマムシが、2月4日に「あったかいんだからぁ♪」でCDデビューすることが発表された。

 AKB48やBIGBANGのメンバーをはじめ、きゃりーぱみゅぱみゅとSEKAI NO OWARIのボーカルFukaseのカップルもハマったことから、ネットユーザーを中心に人気が拡大。とうとうCDをリリースするまでに至ったのだ。

 一方、小学生から高校生を中心にブレイク。意味不明の「ラッスンゴレライ」という言葉をリズムに乗せて歌うお笑いコンビが8.6秒バズーカーだ。二人の掛け合いが耳に残って口ずさんでしまうと話題を呼び、今ではネタ見せ番組の常連となっている。

「もしかしてだけど~♪」でおなじみ、昨年のどぶろっくのブレイクにはじまり、2015年もお笑い界は「歌ネタ」が引き続き流行の予感だ。

 クマムシはお笑いの風貌でありながら、甘い歌声と高い歌唱力でなりきって歌い上げるそのギャップで笑いを誘い、対して8.6秒バズーカーは、オリエンタルラジオの「武勇伝」や藤崎マーケットの「ラララライ体操」のように、繰り返し同じフレーズを歌って笑いの空気を作るパターンは「リズムネタ」とも言われ、ヒット作が多いジャンルである。

「クマムシの『あったかいんだからぁ♪』は、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の『ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1グランプリ』でパクったことでも評判になりましたが、お笑いは多くの人にマネされることがブレイクのきっかけとなる。なかでも歌ネタはマネしやすく、広まりやすい特徴を持っています。両コンビとしては、これで第一関門突破というところでしょうが、逆に言えば、今後も多くの若手芸人たちがブレイクのきっかけを狙って歌ネタに挑んでくるでしょう。結果、同じようなネタがテレビに溢れ、視聴者に飽きられては使い捨てにされる、そんな歌ネタ芸人が増えることも懸念されます」(芸能ライター)

 テレビ出演に加え、動画サイトでも繰り返しネタが観られる昨今、広まるスピードも速いが賞味期限も短くなっている。若手芸人にとってはなんとも悩ましい時代になりそうだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身