芸能
Posted on 2025年04月21日 17:59

サンドウィッチマン&狩野英孝「新・散歩番組」に要求される「グズグズ即興コントを捨てる勇気」

2025年04月21日 17:59

〈宮城県出身のサンドウィッチマンと狩野英孝がお届けするお散歩バラエティ! 即興コントで笑いがたっぷり!あなたの街にも訪れるかも!〉

 番組サイトの説明にそうあるのは、4月20日スタートの新番組「かのサンド」(フジテレビ系)。早い話が「サンドウィッチマン(伊達みきお×富澤たけし)と狩野による散歩番組」だが、イロイロあって終了した「ワイドナショー」の後釜がコレなのである。

 記念すべき第1回は、狩野が下積み時代に住んでいたという東中野を散策した。まずはオープニング。狩野だけが映ると、

「さ、始まりました。かのサンドです…」

 なぜか妙にテンション低めで挨拶するも、すぐにニコニコ顔に。

「ウッソー! さあ、ということで『第1回から英孝 元気ないんじゃないか』というプチドッキリを視聴者の皆さんにかけさせていただきました。ドキドキしたんじゃないですか」

 そりゃあサンドと一緒とはいえ、冠番組の初回だ。大ハシャギで肩をブンブンいわせるのも無理はない。

 改めて3人で挨拶をするも、なぜか「東中野駅前広場地下自転車駐車場」をバックにしての撮影ということで、

伊達「なんでさ、地下駐輪場の前でやるの?」

狩野「こういう街ブラとかだと、いろんな場所によって許可が…」

伊達「取りゃいいじゃねぇか!」

狩野「いろいろと削減、削減でいかせて下さい」

 中居スキャンダル以降、多くのスポンサーが離れたままのフジテレビ。費用削減はもちろんだが、視聴者からの反感も大きく、ロケを断られるケースが多いと聞くだけに、この手の散歩番組はなかなか厳しいものがある。

 しかしそこは、数々の好感度ランキングで首位を飾るサンドウィッチマンと、過去に「7股疑惑」が報道されるも、近年で唯一といえる「成功した謝罪会見」の愛されキャラの狩野。この組み合わせに、フジテレビとしても大きな期待を寄せていることだろう。

 事実、サンドの安定した面白さはもちろんのこと、狩野(ちょこちょこ空回りしていたが)の頑張りもあって、個人的には「また来週も見よう」と思わせる内容だった。

 ただひとつ気になったのが、散歩の途中でドラの音を合図に挟まれる即興コント。類似番組との差別化を図っての趣向なのだろうが、即興ゆえのグズグズ感がどうしても拭えないし、明らかにサンドは乗り気ではないように見えた。

 立ち上げ時からのコンセプトのひとつかもしれないが、今後の成功のカギは、この即興コントを捨てる勇気だと思う。中居スキャンダルのように、切り時を見誤らないことを祈る。

(堀江南/テレビソムリエ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年05月18日 07:15

    スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年06月07日 08:00

    ピン芸人の中山功太がバラエティー番組の収録中に語った「10年間ぐらいずっといじめられた先輩がいる」と告白してからしばらくが経つが、あの騒動が芸人の間で「ひとごとではない」として波紋が広がり続けているという。問題の「先輩」とされるサバンナ・高...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月04日 11:45

    元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶が、2026年7月31日正午をもってオフィシャルサイト「Hiyama Saya Official Site」を閉鎖すると発表した。有料会員は同時刻に自動退会となり、年額会員には残期間分が月割りで払い戻さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク