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記事全文を読む→4歳男児を救った「奇跡の人命救助ねこ」噛みつき大型犬を「タックル猛攻撃」で制圧したら「ねこ動画映画祭」特別賞が
人命救助する動物というと、献身的な「犬」をイメージする人が多いだろうが、実は「自己中心的」といわれる猫の中にも、人間の命を救った「ヒーロー」が数多く存在する。
その事件は、2014年5月のある日、米カルフォルニア州ベーカーズフィールドの閑静な住宅街で起きた。自宅前の私道で自転車に乗って遊んでいたジェレミー君(当時4歳)が突如、隣家で飼われている大型犬(8カ月、ラブラドールとチャウチャウのミックス)に右足を噛まれたのだ。
大型犬は転倒するジェレミー君の足に噛みついたまま、道路上を引きずり始めた。何が起こったのかわからず、ただただパニックで泣き叫ぶジェレミー君。ところが次の瞬間、ジェレミー君の飼い猫「タラ」(雌)がものすごい勢いで、自分の体の何倍もある大型犬に体当たり。あまりの強烈なタックルにひるんだ犬は、噛んでいたジェレミー君を口から離し、きびすを返してその場から離れようとした。しかし、タラの猛攻撃はなおも続き、大型犬は一目散に彼方へ逃げ去っていったのである。
愛猫によるこの勇敢な救出劇は、その一部始終が屋外に設置してある防犯カメラで記録されていた。父・ロジャーさんがYouTubeにこの動画をアップすると、瞬く間に850万回超えの再生回数を記録。全米メディアで大きく報じられることとなった。
愛猫タラはジェレミー君が誕生する前から、この家で飼われていたという。何針も縫う大ケガを負うも、タラのおかげで命を救われたジェレミー君はABC Newsのインタビューに、
「タラは、ぼくのヒーローだよ!」(雌猫だが)
と満面の笑みで答えた。
その後、「ヒーロー猫」と呼ばれるようになったタラは、キャットビデオ・フィルムフェスティバル(インターネット上で大人気のネコ動画を集めた、史上初の「ねこ動画映画祭」)で「ヒーロー特別賞」を受賞。勇敢で献身的な猫として、全米にその名を知らしめることになったのである。
(灯倫太郎)
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