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記事全文を読む→「猫の地震予知能力」を検証!異常行動を起こすのは「地震の電磁波」「地面の静電気」を感知したから
9月になっても断続的な小規模地震が続いている、鹿児島県のトカラ列島近海。9月26日には関東中部でも千葉県南東沖を震源とする震度2の地震が観測されたが、地震などの天災が起きる前にネズミが大移動したり、鳥が一斉に飛び立つのは、彼らが本能的に危険を察知し、安全な場所に避難するためだという説がある。
大きな地震が発生すると「そういえば、身近にいる動物が普段と違う異常な行動をとった」といった話がまことしやかに語られるが、そのひとつが飼い猫だ。
普段は鳴かなかった猫が突然、異常に鳴くようになった。落ち着きがなく、室内での歩数が増えた。必要以上に家の外に出たがったり、逆に家具の隙間や毛布に隠れたり。さらには、おとなしい猫が飼い主を噛むようになったり、高いところに登り、じっとしたまま動かなくなる。極めつきは地震発生直前、その一帯から野良猫が一斉に姿を消した…などなど。
ただ、結論から言うと今のところ、猫の地震予知能力を裏付ける科学的なデータは存在しない。
だが、阪神淡路大震災しかり、東日本大震災、そして昨年の能登大震災でも、地震発生前に飼い猫が普段はとらないような行動をとったという報告があることもまた事実だ。では、これらの異常行動と地震の間にはどのような因果関係があるのか。
「よく『ナマズが暴れると地震が起こる』と言われますが、これはナマズに電気を感じる能力があり、水底に体をつけて生活しているため、地震による電磁波を体で感じ取って暴れるのではないかとされています。同様にネズミやカラスにも地震を感知する能力があり、関東大震災発生前にはネズミが集団で逃げ出した、というエピソードもがありますね。猫も同様に、地震の際に発生するわずかな電磁波を感知する能力があり、岩盤の割れ目から静電気を感じている。だから落ち着きがなくなったり、高いところに登ったりするのではないか、というのが『猫地震予知説』の論拠なんです」(猫専門メディア記者)
確かに動物には、人間には聞こえない音や地面の動きなど、ほんのわずかな環境の変化を感知する能力が備わっているといわれる。中国では地震予知手段のひとつとして、行政主導による動物の異常行動観察を行っているそうだが…。
人間が持つ五感に加え、第六感を持つと言われている猫。近い将来、猫の行動で地震予知…という時代が来るかもしれない。
(灯倫太郎)
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