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記事全文を読む→猫が1日に何回も「あくび」をする不思議を検証「おねだりのあくび」「病気のシグナル」もあった!
「猫は○○○する動物」という問題をクイズで出されたら、どう答える人が多いだろうか。「爪研ぎ」は当たっている。「ケンカ」もありかもしれない。「スリスリ」は一文字多い。ここでの答えは「あくび」だ。我が家には3匹の猫がいるが、1日に何回あくびをするのか、と思うくらい頻繁だ。
猫は1日のうち3分の2は寝ている、というのが定説のようだ。16時間も寝ている計算になる。そんなに寝ているのにまだ眠くてあくびをするのか、それとも遊び惚けているうちに眠る時間が足りなくなったのか。
猫はなぜ、あくびをするのか。これには様々な理由や諸説がある。猫関連情報をいろいろ調べても、わかるようでわからないことが多い。科学的ではないかもしれないが、猫専門誌のサイトなどを参考にしながら、個人的な分析を書いてみたい。
もちろん人間と同じで、寝足りなくて眠いので、自然とあくびが出ることがある。眠くなる副交感神経が働き、リラックスして気が緩み、あくびするのだ(こういう時は脳の働きが鈍くなるので、あくびで酸素不足を補う、と書いているものもあるが)。
眠りから覚め、活動ムードになった時に、体が動くように酸素を取り込む。これは納得できなくもない。リラックスして弛緩していると、緊張の糸が切れ、途端にあくびする。これもわからなくはない。
飼い主にかまってもらいたいからあくびをする、というのもある。飼い主へのおねだりアピールだという。あくびとおねだりはにわかに結び付かないかもしれないが、これもありかと思う。
拒否や威嚇というのもある。これは疑問だ。
ストレスを感じている時に、たまったストレスを解消し、緊張をほぐすためにあくびをする。これもありそうだ。
では、我が家の3匹はどうか。いちばん年上のガトー(9歳)は「あくび大王」かというくらい、1日に何回もあくびをする。
私が仕事部屋で寝起きし、朝起きて寝室に行くと、本来なら私が寝ているはずのスペースで頭を枕に乗せ、まるで人間のように気持ちよさげに寝ている。近づくと気が付き、こちらをチラッと見てから、大きく口を開けた寝起きのあくびで、まず朝の挨拶となる。これはまだ寝たりなくて、眠りを妨げられた時の、無意識の反応なのだろうと思う。
だが、これでは終わらない。決まって鼻や口元をムズムズさせ、クシャミを一発かましてくる。しぶきがこちらに飛ぶので、急いで顔を背け、難を逃れる。このクシャミが一体、何なのかはわからない。
先にいろいろと挙げた中で、ウチのガトーに当てはまりそうなのは、おねだりのあくびだろうか。いつも午後までに「ちゅ~る」を2本おねだりするが、2本目の時は遠慮しがちにやってきて、大きなあくびをする。そんな時は「眠いのか、食べるのか」と話しかけるが、おねだりと思えば納得の反応だ。
この時、大きくあくびをしながら、何かをしゃべる時がある。「フワ~、ニャニャギャ」みたいな、変な鳴き声になる。「あくびをするのか話すのか、どっちかにしろ」と、つい口をついて出る。
ガトーは怒られたり、かまってもらえない時に離れていって、あくびをすることも多い。「チェッ!」と思いながら気が緩むのか、反発の意味なのかは不明だが、自然とあくびが出るようだ。
3歳になるいちばん下のそうせきは、日常の行動の中でやたら、あくびをする。寝起きはぐーんとノビをしながら一発。ジッと顔を見ていると、また大あくび。抱っこしてリラックスしている時もだ。
真ん中のクールボーイ(6歳)は人に懐かない猫で、近づいて来るのはご飯の時だけ。その際のあくびを、たまに見かける。これはやはり、おねだりなのだろう。
飼い主として注意しているのは、あくび時に見る口の中だ。臭わないかどうか、歯は大丈夫か。嫌な臭いがするなら、体調に異変があるかも、と思う。歯周病は素人にはわからないが、虫歯なら歯の虫食いくらいは目視できる。もし虫歯っぽいなら、すぐに動物病院に連れて行こうと思う。歯が気になる時は、歯周病のチェックもしてもらうようにしている。
ちなみに、あくびは何かの病気のシグナル、ということもあるそうだ。
(峯田淳/コラムニスト)
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