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記事全文を読む→仏ルーブル美術館「強盗容疑者」アルジェリア高飛び逮捕で浮上する世界窃盗団「ピンクパンサー」の犯行手口
被害金額は8800万ユーロ(約155億円)。開館後の美術館に工事作業員を装い、はしご車で2階の窓から侵入してコトを済ませると、用意していたスクーターで現場からまんまと逃走――。
わずか7分間の犯行がフランス国民を驚愕させた「ルーブル美術館」強盗事件。その容疑者とみられる男2人は逮捕されたが、報道によれば、ひとりはパリ近郊のシャルル・ド・ゴール空港で、アルジェリア行きの便に搭乗する寸前に身柄を拘束された。もうひとりはパリ近郊セーヌ・サン・ドニ県で拘束されている。
容疑者2人はいずれも30代とみられ、遺留品やDNAなどの捜査が容疑者特定につながった。ただし現段階で当局からは、奪われた宝飾品に関する情報は発表されていない。
4人の実行犯が強奪した宝飾品は9点。うち1点、宝石1400個以上があしらわれた、ナポレオン3世の妻・皇后ウジェニーの冠は逃走中に落としたのか、美術館近くの路上で、損傷した状態で見つかっている。
「この手の盗品は闇ルートで販売してもアシがつきやすいため、解体して裏市場で売りさばく可能性が指摘されていました」(外信部記者)
ただ、ダイヤをカットしたり、金を一度溶かして作り直して販売するとなれば、歴史的価値はなくなる。金銭云々もさることながら、世界的な文化遺産が失われることで、フランスとしては、そちらの損失のほうがはるかに大きいはずだ。
ルーブル美術館ではこれまで何度も、盗難事件に見舞われている。1911年8月にはダ・ヴィンチの絵画「モナ・リザ」が盗まれ、2年後に返還されている。
「そのため、館内のいたるところに高解像度の、赤外線などの各種カメラが設置され、厳重な監視体制が敷かれているはずでした。ところが結局は経費削減によって人手が減らされ、警備体制に不備が生じた。そこが今回の強盗事件の盲点となったことは間違いないでしょう」(前出・外信部記者)
10月19日の事件発生から6日後というスピード逮捕に、美術館内に内通者がいた可能性が指摘されるが、わずか7分という犯行手口、さらに逮捕された男が北アフリカのアルジェリアへの高飛びを企てていたことで浮上しているのが、国際強盗団「ピンクパンサー」だ。
ピンクパンサーは旧ユーゴスラビア出身者が中心となって結成された、150人から200人ほどの組織。事件ごとに離合集散を繰り返し、国籍はバラバラだが、入念な下見と大胆で巧妙な犯行が特徴だ。
日本でも2004年3月と2007年6月、銀座の宝石店から35億円相当の貴金属、2億8000万円超の宝石強奪事件が発生しており、いずれもピンクパンサーの犯行であることが明らかになっている。
はたして今回の強奪事件に、ピンクパンサーは関与しているのか。全フランス国民が捜査の行方を注視している。
(灯倫太郎)
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