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記事全文を読む→アナウンサー退社ドミノが止まらない!フジテレビ・小澤陽子&勝野健アナが示す「失われたステータス」
かつては「女子アナ王国」ともてはやされたフジテレビに、また「離脱者」が出た。小澤陽子アナ、勝野健アナが3月12日、それぞれにインスタグラムで、今年6月の退職を表明したのだ。
フジテレビでは2024年8月末から、退職するアナウンサーが急増。この1年10カ月で若手からベテランまで、なんと9人の退職者が出るという異常事態が起きている。放送ジャーナリストがため息をつく。
「かつてフジテレビのアナウンサーといえば、誰もが羨む花形職業の代名詞でした。ところがあの『中居スキャンダル』にまつわる一連の騒動以降、今やその看板は地に落ち、優秀な人材を引き留める磁力を完全に失ってしまいました。退職にあたり、表向きは『新たな挑戦』や『結婚』といった華やかな言葉が並んではいますが、もうここにいても自分の未来はない、という彼らの本音が見えてしまう…」
退社連鎖の背景には、令和のアナウンサーたちが生き残りをかけて選んだ「生存戦略」があるということだろう。
入社4年目での退社を発表した勝野アナは、実況もこなせる報道、スポーツのホープ。わずか数年で「生活の拠点を京都へ」と、東京キー局の地位をあっさりなげうった事実は、業界内に大きな衝撃を与えている。
「今の若手にとって、アナウンサーという肩書き自体が一生モノの資産ではなく、次のステップへ進むための期間限定のライセンスになったということでしょう。彼らにとっては組織への帰属意識より、いかにして個人の市場価値を高めていくかが重要なんです。この流れがさらに加速することは間違いないでしょうね」(前出・放送ジャーナリスト)
小澤アナが語った「育児と向き合う中で時間の尊さと有限さを痛感しております」という言葉の裏にも、不規則な勤務や拘束時間に縛られる局アナ生活への限界が見え隠れする。高給取りのステータスよりも、育児やプライベートなど、QOL(生活の質)を優先したい。これが、今の共働き世代や若手アナにとっての共通解のようだ。
とはいえ「外の世界」は決して甘くない。1年10カ月で9人という大量放出により、フリーアナ市場がデフレ化。それはすなわち、彼らとかつての同僚らとの椅子取りゲームとなる。
では、局に残るアナウンサーたちが置かれる状況はというと、
「9人も減れば当然、シフトはギチギチになる。特番の代打やイベント対応など、一人あたりの業務量は激増します。残されたメンバーからは『もう回らない』『次は誰が辞めるんだ』という疑心暗鬼と悲鳴が上がっているという話です」(放送関係者)
次にSNSで退職を告げるのは、今テレビで笑顔を見せている「その人気アナ」かもしれない。
(灯倫太郎)
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