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記事全文を読む→【先輩芸人イジメ論②】霜降り明星「粗品の大炎上シミュレーション」結果は…せいや「土下座写真」は失敗する
バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。
周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役として奔走した高橋の相方、八木真澄の存在だ。
東野幸治は騒動とは別の文脈で、思わず八木の名前を口にしている。自身が出演する番組のオンエアを見ていた時のことだ。
「チラッと見てたら、オープニングで俺、ケムリ君(令和ロマン)を殴ってんのよね。殴ってて『あっ…』って思って。で、なんとなくこう先輩後輩でね、言うたら老害芸人の、イキのいい若手のかわいがりみたいな感じで。『先食べや』言うて『なに、先食べてんねん』みたいな。なんかそれをずっとね。イジッてる方だけがケラケラ笑うっていう、最悪の映りね(笑)」
今この時期にそれが放送され、東野は焦った。
「俺、ホンマに『ヤバッ! なんでこのタイミングでこれ流れんねん』と思って。俺、とにかく八木にメールしようかなと。『間に入ってくれ』と。とにかくもう、八木さんがまとめてくれるから(笑)」
笑い話のようでいて、八木への信頼がにじむ。
南海キャンディーズの山里亮太は、もう少し真正面から八木の動きを評している。山里自身にも、過去に八木に助けられた記憶があるらしい。その上で、今回の仲裁について、
「もうお互いが話もして、で、お互い謝ってね。功ちゃんの言い分とかがあって。で、本当なんかこう坂本龍馬みたいな動きを八木さんがされて。当人同士がもう解決したということなので、よかったなぁと」
坂本龍馬――。敵味方の間に立ち、どちらの顔も立てながら着地点を見つける。
「もう元の粗品ではいられない。やめとこか」
では、同じ立場に置かれた時、自分たちはどう動けるのか。霜降り明星がシミュレーションしている。
例えば、粗品が大炎上したとする。その時、せいやが土下座の写真をXに上げて、「こんな相方ですが、許したってください せいや」と書くとする。
「でも、それでやっぱもう、粗品は帰ってこられへんもんな」
せいやは難しさをそう語るのだ。
すると粗品が笑いながらこう結論付けた。
「そうやな。もう元の粗品ではいられないというか。やめとこか、俺らは」
一方で粗品は、こうも言うのだった。
「いじめ告発、真偽どうや、みたいなくらいやったら、先にせいやさんが謝るなり対応して、俺がふざけたいかな」
吉か凶か。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。
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