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記事全文を読む→朝日新聞「名物コラム」が自民党圧勝に「落胆」したらベテラン国際ジャーナリストの「皮肉たっぷり反論」を食らって…
朝日新聞夕刊1面の名物コラム「素粒子」が、2月8日投開票の衆院選に「落胆」している。9日付で〈底が抜けたのか。社会の。政治の。戦後民主主義の。リベラルの。護憲の。この国の。それとも何の。釜の底を見つめ、なぜ朽ちたのか考えることから始めたい〉と、自民党圧勝の結果を嘆いてみせたのだ。
これをXで取り上げたのが、ベテラン国際ジャーナリストの古森義久氏だ。古森氏は一貫して、朝日新聞のリベラルな論調を批判してきた。
古森氏は高市早苗首相率いる自民党が単独で総定数465の3分の2を上回る316議席を獲得し、リベラル派が多い中道改革連合は49議席にとどまって、単独では内閣不信任案を提出できなくなった結果を嘆く「素粒子」に対し、こう綴った。
〈そんな「底」なんて、あなた方の独善の妄想であることが理解できないのだ。朝日人間は〉
その朝日新聞が大阪大学の三浦麻子教授と実施したネット意識調査では、自らの政治的立場をリベラル(左寄り)と自認している人たちの投票先が、40代以下では自民党が最多の34%で、中道改革連合は9%にとどまった。いくら「素粒子」が嘆こうと、リベラル派の人たちの間でも自民党支持が多かったというわけだ。
中道改革連合の候補者やサポーターたちは「#ママ戦争を止めてくるわ」というスローガンをXなどに投稿したが、全く共感を生まなかったことになる。
古森氏は皮肉たっぷりに、さらに反論する。
〈日本を国際基準に沿う普通の国にしたいという日本国民多数派の意思の表示が今回の選挙の結果だった。朝日人間が勝手に決め込んでいた日本という国の輪郭、そして底。みな偏向した思想の想像の産物だったのだ。悔しいのは、わかるけれど〉
「素粒子」は1959年から続く、朝刊の「天声人語」と並ぶ朝日新聞の看板コラムであり、政治や社会のニュースを、皮肉を込めて200字程度で論評。今年からは論説委員2人でこの欄を担当している。
(奈良原徹/政治ジャーナリスト)
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