スポーツ
Posted on 2026年03月16日 11:30

巨人ピンチ!開幕投手候補が…山﨑伊織「右肩痛でまさかの事態」でよぎる「戸郷翔征の激投不振」イヤな前例

2026年03月16日 11:30

 春季キャンプ終盤から、巨人・山﨑伊織は右肩に痛みを抱えていた。3月14日の日本ハム戦前練習には参加し、その場で阿部慎之助監督に事情を伝えた。
 翌15日、川崎市のジャイアンツ球場で他の選手がキャッチボールに汗を流す中、1人だけトレーナーとチューブを使い、走り込みをこなす。ノックの場面では捕球後にアンダートスで球を返すのみ。開幕投手の最有力候補だった右腕は、故障班に合流していた。

 痛みを訴えたのは3月6日のオリックスとのオープン戦以降とみられるが、この時は4回2安打無失点の好投を見せていた。我慢しながら投げていたのか…。
「チームに申し訳ないし、もう一回、痛くなってはいけないので、しっかり良くしてから復帰しないといけない」
 そう神妙に語る山﨑の投球回数は、ここ数年で急増している。2022年97回1/3、2023年149回、2024年147回1/3。そして昨年は156回1/3で11勝4敗、防御率2.07とキャリアハイを記録した。3年連続の2桁勝利でチームの勝ち頭となった登板負荷の代償が、戦線離脱という結果につながったのかもしれない。

 振り返れば昨年の戸郷翔征も、そうだった。開幕から低調で、二度の2軍降格を経験した。最終成績は8勝9敗、防御率4.14。本人が「投球感覚を忘れるくらい休みたい」と語るほど、前年の激投による消耗が指摘された。2024年はノーヒットノーランを達成するなど、12勝して防御率1.95のフル回転だった。
 状態が上がらない戸郷に対し、阿部監督は「調子うんぬんではない。迷惑かけてんだから投げろ」としている。
 杉内俊哉投手チーフコーチも戸郷の不振について「技術どうこうというか、戸郷自身の問題」と言い切り、2軍調整明けで登板数が少ないにもかかわらず、精彩を欠く姿に「疲れているわけないのにな」と首をかしげた。

 不振の原因は、選手個人の資質にあるのか。首脳陣の姿勢はどうなのか。
 中川皓太の事例を見てみたい。2024年は左膝痛で早期離脱してわずか15試合の登板にとどまり、防御率8.76に終わった。本人は「しばらく膝の問題はあった」とのちに明かしており、痛みを抱えながら投げ続けていたと思われる。
 ところが2025年には一転して63試合、36ホールド、防御率2.24で完全復活を遂げる。これは十分な療養期間を得たからこそだろう。痛みを隠して投げ続けることと、きちんと治して戻ることの差が、2年越しで証明された形だ。
 
 山﨑は今季の巨人投手陣の柱だ。岡本和真がブルージェイズへ移籍し、打線の主砲を欠く中、エースの長期離脱は優勝争いに直結する。「もう一回、痛くなってはいけない」という山﨑の言葉が出るまでの経緯を、球団はどう考えるのだろうか。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月05日 11:00

    日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の公式Xが、現メンバーの集合写真とともに〈【お知らせ】笑点がついに…重大発表6月7日(日)夕方5時30分から放送〉と6月4日に投稿した。1966年放送開始、今年で60周年を迎えたばかりの看板番組の「ついに」で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年06月11日 11:45

    プロ野球の元スター選手の息子が、詐欺容疑で逮捕された。事件としてはそれだけの話かもしれない。ただ、引っかかったのは事件そのものより、父親の仕事にまで響いたことだ。中日、オリックス、楽天で活躍し、引退後は解説者として親しまれてきた山崎武司氏で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月11日 20:30

    名物演芸番組「笑点」(日本テレビ系)が「テレビコメディーパネル番組(週間)の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたと発表したのは、6月7日の放送だった。2016年から6代目司会を務める春風亭昇太は「この番組を紡いできてくれた先輩たちに感...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク