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記事全文を読む→FA獲得してよかった~!西武・桑原将志が打撃部門を席巻するフル回転…でもチームに残る「両極端なデータ」
4月19日の日本ハム戦には13安打15得点で大勝したが、この試合を終えた時点で、西武ライオンズは8勝12敗の5位。最下位ロッテとのゲーム差は0.5で、厳しい状況が続いている。
この一戦は興味深かった。日本ハムとの3連戦が始まった時点での西武の打撃成績を見てみると、チームトップの打率は3割1分6厘で、本塁打は2、打点6、安打数24、盗塁1。その全ての1位は桑原将志だったのだ。
「桑原がスゴイ!」と素直に評価すべきではあるが、対戦チームからすれば「桑原を抑えておけば」の状態だった。
だが3連戦最後の4月19日に打線が爆発。「桑原の独占状態」が崩れ、本塁打トップは渡部聖弥(3本)となり、打点は源田壮亮(9)へと分散された。
「渡部は右手親指の打撲がまだ完治していません。源田は試合後、満塁ホームランは人生初だと話していました」(チーム関係者)
桑原に頼り切っていた打線が、この1戦だけで「変わる」とは言い切れない。しかし打線爆発でいえば、両極端なデータが残っている。
4月7日のソフトバンク戦で、西武打線は11安打8得点と爆発し、翌日の同カードでも試合主導権をしっかり掴み、連勝した。
対照的だったのが4月14日のオリックス戦で、打線が10安打も放ったのに、得点は1。「あと1本」が出ない得点効率の悪さ、つながりのなさは明白だった。
「本来だったら4番・一塁に入るはずだったネビンがコンディション不良で、開幕に間に合いませんでした。今もファームでの全体練習に参加できていない日があり、ゴールデンウィーク前の復帰は難しそうです」(スポーツ紙デスク)
ファーム打率4割3分8厘の大ベテランが合流
一時は4番の代役だった仲三優太がプロ初アーチを放ったが、好調さを持続できずに1軍登録を抹消されてしまった。仲三は育成落ちを経験し、昨年途中に再び這い上がってきた苦労人だ。プロ6年目、そんな彼が打ち続ければチームも盛り上がるのだが、チーム成績が奮わないため、チャンスを与えてやることもできないのだろう。
ファームで打撃好調だった42歳の栗山巧が、4月17日に1軍へ合流。ファームでの打率は4割3分8厘だった。
今季限りでの引退を表明している大ベテランに働いてもらい、その間に戦力を整える手段もあるが、これに反対する意見がないわけではない。
渡部、源田も本調子ではない。好調の桑原に頼りっきりというわけにもいかない。4月21日から本拠地ベルーナドームに首位ソフトバンクを迎えての3連戦が、ちょっと心配になる。
(飯山満/スポーツライター)
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