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記事全文を読む→日本ハム・新庄剛志「ぶっちぎり96勝宣言」が空しい「最下位転落」の原因は「大胆コンバート」が招いた「最悪守乱」
「ぶっちぎりで96勝! 優勝します」
開幕前に「96勝宣言」した日本ハムの新庄剛志監督が、早くも土俵際に追い込まれてしまった。なんと、3年ぶりの単独最下位に転落したからだ。
昨年は83勝で、日本ハムの球団最多勝利は87勝だ。
「これは大谷翔平の二刀流全盛期(投手10勝、本塁打22本)があったからこその記録でしたが、新庄監督と今の日本ハムなら『できる』という期待大でした」(日本ハム担当記者)
ここまで28試合を消化(4月29日時点)して、失策がなんと「26」という守乱がその要因だ。もちろん、12球団ワーストで、4月16日のロッテ戦では7年ぶりとなる、1試合5失策を記録している。
「失策王」は、新庄監督自身が愛の鞭で育成を続ける清宮幸太郎一塁手だが、新庄監督は「守備イップスだから」と言う。
西武戦(4月29日)では1点ビハインドの5回一死一塁で、送りバント処理で一塁のカバーに入った二塁手カストロが、まさかの捕球ミス。これに新庄監督は、
「ちょっとうまい中学生でも、とれていた。あれはいかん!」
とバッサリ。
松本剛の巨人移籍が引き金に…「穴埋め」失敗は想定外
失策激増の根本原因は、新庄監督による大胆なコンバートにある。今季は二塁が専門のカストロに中堅を、左翼が本職の西川遥輝には一塁を守らせた。
このドタバタの引き金となったのは、守備に定評があり中堅の主力だった松本剛のFA移籍だ。
「(移籍先の)巨人の外野は格段にうまくなるよ。剛のいなくなった穴を誰が埋めるか」
新庄監督は開幕前にそう思案していたが、この守備面の綻びは想定外だった。
就任して2年連続最下位でも「OK」として新庄監督を支えてきた日本ハムフロント陣にも、微妙な空気が流れている。
最下位とはいえ、借金は4。もちろん巻き返しは十分に可能だが、月替わりの5月1日からは首位オリックスを本拠地エスコンフィールドに迎える3連戦と、5月8日からは京セラドームでと、計6試合が組まれている。
ここでも得意の奇策に走り「失策」が続けば「96勝宣言」は一気に萎む。ファンによる「1軍はトライアウトでもなければ育成でもない」という新庄監督へのブーイングもあり、まさに正念場のゴールデンウィーク突入となる。
(小田龍司)
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