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記事全文を読む→韓国のコーヒー文化がすごかった!大容量&低価格の次は「無人カフェ」なぜ日本では普及しないのか
1リットル近いアイスコーヒーが、なんと400円前後。この「バグった価格」とボリュームで日本のビジネスマンの心をつかんでいるのが、韓国発のコーヒーチェーンだ(写真はソウルの街中カフェ)。
2025年に日本へ上陸した「マンモスコーヒー」は席を設けず、テイクアウトに特化することで家賃や人件費を抑制。2026年には「ペクスダバン」など韓国の人気チェーンが東京のオフィス街に進出し、勢いは増すばかりだ。
韓国では大容量、低価格のチェーンだけでなく、洗練された内装や個性的スイーツで客を呼ぶ大型カフェの人気が高い。さらにソウルなどの街角でよく見かけるのが、店員のいない「無人カフェ」だ。
筆者が韓国で便利だと感じるのは、この無人カフェである。店内のキオスク端末で注文し、機械で抽出されたコーヒーを受け取る。店舗によっては座席があり、深夜でも気軽に利用できる。コーヒーを買うためだけに、店員とやり取りする必要もない。
ではなぜ、日本では同じ光景が広がらないのか。もちろん、日本にも無人カフェに近い業態は存在する。商業ビルやパーキングエリアなどで、セルフ式のコーヒーマシンを見かけることがあるからだ。
しかし、どこか休憩所や自販機コーナーの延長という印象が強く、「おじさんがひと息つく場所」というイメージを拭えない。若い人が気軽に立ち寄りたくなるような、おしゃれなカフェとして認識されているとは言い難いのだ。
機器導入費や保守代・清掃・補充・盗難対策というバカにならないコスト
カフェ業界関係者が事情を明かす。
「理由は人件費だけでなく、決済習慣の違いもあります。韓国ではカードやスマホ決済が浸透し、キオスクと防犯カメラだけのシンプルな無人店が普及している。一方、日本では現金を使う人が根強くいて、飲食店では『やっぱり対面で接客してほしい』というニーズが残っています」
ただ、無人にすれば万事解決というほど、甘くはない。機器の導入費や保守代、清掃、補充、盗難対策と、裏方のコストは意外とバカにならないのだ。事実、日本では最新鋭のカメラやセンサーを積んだ無人店が、採算が合わずに撤退したケースがある。
とはいえ、日本の人手不足は待ったなし。韓国式の無人カフェが安上がりな設備とハマる立地で黒字化できれば、住宅街やオフィス街の新定番になる可能性は十分ある。
デカ盛り、激安の次は無人化の波まで上陸するのか。韓国コーヒー旋風が、日本のカフェ業界に新しい火をつけるかもしれない。
(カワノアユミ)
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