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記事全文を読む→「防御率0.38」阪神・高橋遥人の球はなぜ誰も打てないのか…矢野燿大・高津臣吾・高木豊・宮本慎也が「なるほど解説」
阪神は5月13日のヤクルト戦(神宮球場)に2-4で敗れ、再び首位から陥落した。先発登板した高橋遥人は初回に先制タイムリーを浴びて失点。連続無失点イニングが32で途切れた。
3月、4月度の月間MVPを受賞した高橋は試合前の時点で、5試合4完封の防御率0.21という圧倒的な成績だった。直近3試合は連続で完封勝利を挙げていた。
この日は初回に1点を取られたものの、2回以降は立ち直り、6回1失点11奪三振。チームはリリーフ投手が打たれてまさかの逆転負けを食らったが、高橋自身は開幕から打者167人と対戦して、長打はなし。試合後の防御率は0.38で、リーグトップをキープしている。奪三振は同僚・才木浩人の57個に次ぐ48個でリーグ2位と、抜群の成績だ。
そんな高橋の凄さをこの日、MBSテレビの野球中継解説をした阪神元監督・矢野燿大氏とヤクルト前監督・高津臣吾氏が語っていた。
高橋のストレートを「VAA」の数値で紹介。VAAとは投球がホームベースを通過する時の角度の指標であり、0に近いほど打者は球が浮き上がるように見える。
この試合前日までの先発左腕のストレートVAAは高橋が-4.37度で1位。2位が巨人・竹丸和幸(-4.50度)、3位はオリックス・田嶋大樹(-4.57度)。先発左投手の平均は-4.87度だという。これを受けて、2人は次のように語った。
矢野「先発左腕で1位というのはわかりやすい。コーナーにもしっかり投げられ、質とコントロールもあるので。それはなかなか打たれない。監督やってる時も話をしてるんですけど、真っ直ぐに納得いってなかったんです。やはりケガの状態があったので。『真っ直ぐを投げられたら僕は大丈夫です。変化球は投げられるので』って、常に本人はそう思ってるんでしょうね。真っ直ぐは本人もこだわりがあると思う」
高津「あと、変化球が低めに集まるのも大きいですよね。落ちる、曲がるというのが低く集まって。真っ直ぐは本当に低めにいっているとなかなか打てないですけど、そこからホップ成分というか、質のいい真っ直ぐを投げられると(打つのが)難しいですね、どの球種も」
「攻略するために監督だったらどんな采配をするか」その答えは…
さらに「高橋をリードするならどういう配球をするか」との問いには、
矢野「低めに投げ切れるので、逆に高めのボールもちょっと使いたいかな。あと、右バッターの外側のスライダーは、あまりやってない。スライダーは右バッターのインコースに投げるので。それを使ったらどうなるのか、という興味はある」
そして「高橋を攻略するために、監督だったらどういう采配をするか」との質問には、高津氏が答える。
高津「高橋はなかなか攻略できないですよ。ただ、今日みたいに高橋に勝ちをつけさせないというのは、『打て』というよりも(ヤクルトの投手が)『打たれるな』『点を取られるな』。山野のピッチングが今日物語ったように、少ない点差でついていくことが、負けない要因のひとつかなとは思う」
ちなみに野球解説者の高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで、こう評している。
「見ていて打てない。(バッティング)マシンにはツメで投げてくるタイプ(アーム式)とタイヤみたいなのが回っていて、そこにボールを入れたらポンと出てくるタイプ(ホイール式)があって、そのポンと出てくるようなピッチングだよね。なかなかタイミングが合わない」
宮本慎也氏も自身のYouTubeチャンネルで、
「とにかく球が低い。球が低いということは(打球が)上に上がりにくいので、長打が少ない」
高橋本人が目標に掲げているように、シーズンを通してマウンドに立つことができれば、おのずと結果はついてくるだろう。
(鈴木十朗)
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