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記事全文を読む→【新潟大賞典の大ヒント】新潟中距離芝コース「2戦2勝」!虎視眈々の叩き台で「長期休養リフレッシュ急復活」の6歳牝馬
5月16日(土)に行われるGⅢ・新潟大賞典(新潟・芝2000メートル)は「荒れるローカルハンデ重賞」として知られている。
実は夏の新潟開催の最後を飾るGⅢ・新潟記念(新潟・芝2000メートル)も、別定戦に変更された昨年より前は「ハンデ戦」として実施されてきた。新潟大賞典が4歳以上オープン、新潟記念が3歳以上オープンと、出走可能な馬齢条件こそ違うものの、いずれも大穴馬券がしばしば飛び出す「名物レース」として親しまれてきたのである。
その新潟記念で筆者の脳裏に今も焼き付いて離れないのが、2018年に行われた一戦だ。この時、筆者はペースとラップがほとんど緩まないタテ長のレースになると読んで、最後方から行く単勝オッズ116.9倍(13頭立て13番人気)のショウナンバッハ(牡7、当時)に白羽の矢を立て、同馬の複勝馬券をガッツリと買い込む勝負に出た。
はたせるかな、ショウナンバッハは日本一長い最後の直線で最後方からジリジリと脚を伸ばし、残り100メートル付近から鋭い決め手を炸裂させて3着でゴールイン。複勝の払い戻し1200円ともども、忘れられないレースのひとつとなった。
今年の新潟大賞典に話を戻すと、人気薄の激走候補は多士済々。そんな中、筆者が「2匹目のドジョウ」を狙って注視しているのが、ホールネス(牝6)だ。
ホールネスはデビュー戦以降、7戦連続して「1着4回、2着1回、3着2回」という好成績を確保し続けた素質馬である。その中には一昨年のGI・エリザベス女王杯(京都・芝2200メートル)での3着も含まれており、実力は折り紙付きだ。
1週前&最終追い切りで併走馬を突き放した
ところが、である。8戦目で臨んだ昨年のGⅡ・日経新春杯(中京・芝2200メートル)で、まさかの14着に大敗。敗因は「エリザベス女王杯での激走の疲れ」「レース中に他馬と接触したアクシデント」に加えて「メイショウタバル(牡4、当時)が作り出した超ハイペースに対応できなかったこと」などがあったと、筆者は分析している。
その後、藤原英昭調教師(栗東)率いる陣営は「体調の回復」と「リフレッシュ」を目指して、同馬の長期休養を選択。そして1年4カ月ぶりの出走となった前走のGⅡ・日経賞(中山・芝2500メートル)では9着に敗れたが、これが完全復活を見据えた虎視眈々の「叩き台」だったことは火を見るよりも明らかである。
今回の1週前追い切りでは栗東芝(稍重)で5F「62.8-48.4-35.1-11.6(末強め)」の動きを披露。続く最終追い切りでも栗東CW(良)で7F「99.6-67.6-52.8-37.7-12.2(馬なり)」と1週前と同様、併走馬を突き放している。
加えて新潟の中距離芝は、2戦して2勝。鞍上がその時の西塚洸二(地味な存在ながらGⅡで2勝の実績)の手に戻るのも、むしろ好材料と言えるのではないか。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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