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記事全文を読む→【異論噴出】グラングリーン大阪「うめきたの森」緑豊かな自然の隣に「9階建てビル巨大LEDビジョン」で都市景観が台無しに
JR大阪駅前の旧梅田貨物駅跡地に整備が進む「グラングリーン大阪」。そのうめきた公園ノースパークで、11月20日に「うめきたの森」が誕生する。
当初は2027年春頃に全体開園の予定だったが、これに先駆け、約8400平方メートルの「うめきたの森」を先行開園することが決定。開園すれば、グラングリーン大阪の約9割がオープンすることになる。
「うめきたの森」はうめきた公園ノースパークの西側に整備される都市の森。芝生広場や滝をはじめ、多様な植栽の自然が身近に感じられる空間となる。すでに多くの人でにぎわっている「サウスパーク」とつなぐ、全長350メートル の「ひらめきの道」も同日に全面開通する。
順調に進んでいるグラングリーンの開発だが、この発表と同時期に、グラングリーンに隣接するエリアに地上9階建て、延床面積約1932平方メートルの商業ビル「うめきたビル」が建設されることが判明した。2027年12月の完成予定だそうだが、これが今、問題になっているのだ。
というのも、このビルには屋上と外壁に計912平方メートルの巨大LEDビジョンを設置する計画がある。せっかく大阪最後の一等地といわれる場所に緑豊かな都市空間が作られたのに、隣接地に巨大な街頭ビジョンが出たら、都市景観が台無しになるというわけだ。
景観規制をしておくべきであり、デジタルから解放される緑の場所として徹底すべき、との異論が出るのは当然のことだった。
吉村知事のX投稿に「まちづくり失敗」の厳しい指摘が
大阪には道頓堀、新世界あたりのケバケバしいイメージがあるが、さすがにグラングリーンにはそぐわないと考えるのは無理もない。大阪は昔から緑が少ないと言われ続けてきただけに、なおさら危機感、違和感を持つ人が多いのだ。
大阪府の吉村洋文知事は、こんなX投稿をしている。
〈うめきた、都心のど真ん中に本物の緑。府市一体の成長戦略。大芝生が広がるサウスパークに続き、11月20日、ノースパークがほぼ完成。お披露目します―後略―〉
これに対し、ユーザーからは「うめきたビル」を絡めた苦情が。まちづくりの失敗を指摘するとともに、広告規制を訴える声が出ているのだ。
ひょっとすると今後、この問題が大きくクローズアップされ、大論争に発展するかもしれない。
(鈴木十朗)
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