例年、お盆が過ぎると激しいゲリラ豪雨のみならず、本格的な台風のシーズンへと突入する。帰省や旅行で幾日か自宅を空け、戻ってみると窓枠からの雨漏りや、ベランダの排水口の詰まりによる溢れ水に気付き、頭を抱える住宅トラブルが頻発する時期だ。とりわけ...
記事全文を読む→小出義雄監督が「もう終わったよ」高橋尚子を切り捨てた「愛の言葉」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚子に放った、ある言葉だったのである。
アテネ五輪選考会を兼ねた東京国際女子マラソン。運命の一戦に「大会記録更新」を宣言して臨んだのは、シドニー五輪の金メダリスト、高橋だった。
ところが後半に、まさかの失速。2位でゴールし、日本人では1位ながらも、そのタイムは全盛期には程遠い2時間27分台という結果に終わった。
沿道からの悲鳴にも似た声援に応える余裕すらなく、ゴール後にはかつての弾けるような笑顔が消え失せ、その代わりに深い疲労と困惑が刻まれていた。
その直後だった。詰めかけた報道陣を前に、師・小出氏がこう吐き捨てたのだ。
「もう終わったよ。あんな走りじゃ五輪では勝てない。Qちゃんはもう、僕の知っているQちゃんじゃない」
金メダリストを育て上げた名将の口から出た「引導」とも取れる発言。当然のことながら、翌朝のスポーツ各紙には、この非情なフレーズが大きく躍ることになった。
「チームQ」で東京国際女子マラソン復活優勝に「悪かった」謝罪
「恩師が教え子を切り捨てた」
憤るQちゃんファン。そしてメディアは師弟関係の崩壊だと書き立てた。しかし小出氏は、単に高橋を見捨てたわけではなかった。指導者として誰よりも近くで彼女の肉体を観察してきた彼の目には、高橋の心臓が、筋肉が、そしてなによりその「魂」が、過酷な練習の末に限界を迎えている姿が映っていた。
つまり「もう終わった」という言葉は「もういいんだよ、休ませてやりたい」という、小出流の歪んだ愛の告白であると同時に、そう宣告することで彼女のプライドを逆撫でし、最後の火を灯そうとした「稀代の勝負師」による究極の揺さぶりだったのかもしれない。
この発言の直後、高橋はアテネ五輪代表から落選。日本中に「Qちゃんショック」が広がった。
その後、高橋は小出監督のもとを離れて「チームQ」を結成し、独立。2005年の東京国際女子マラソンで復活優勝を遂げた際には、
「終わったなんて言って悪かった。Qちゃんは凄かった」
と自身の発言を撤回した小出監督。
言葉は時として刃物より鋭いものになるが、この師弟にはその刃でしか断ち切れない「呪縛」のような絆が存在していたように思えるのだ。
(山川敦司)
アサ芸チョイス
可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...
記事全文を読む→2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...
記事全文を読む→「青春18きっぷ」の販売枚数が落ち込んでいる。2023年度は約62万枚だったが、2024年度は約42万枚、2025年度は約24万枚と右肩下がり。およそ2年で6割減という数字は、長年の定番商品としては異例である。2024年冬に行われた利用方法...
記事全文を読む→
