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記事全文を読む→バケモノ覆面パトカー「全車引退」スポーツカーを凌駕するスペックの「270キロ」すごい都市伝説
「まさか、あんな車が……」
信号待ちで何気なく横に並んだ、一見どこにでもいるセダン。実はそれこそが、ドライバーをドキッとさせる「羊の皮を被った狼」、あの覆面パトカーだったというケースが急増している。
6月10日、消火器を噴射しながら走行する自転車を追跡した覆面パトカーが衝突事故を起こした事件が報じられたが、一般的に覆面パトカーといえば、高速道路の「スピード違反取り締まり」に特化しているイメージが強い。だが昨今では街中にも静かに、そして鋭く溶け込んでいるといわれる。
そして今、警視庁の伝説的な覆面パトカー「マークX+M スーパーチャージャー」が全車勇退というニュースが駆け巡っている。これはただの覆面ではない。トヨタの純正チューニング部門「モデリスタ」が手掛けたコンプリートカーであり、3.5リッターV6エンジンにスーパーチャージャーを搭載。最高出力360馬力、最大トルク50.8kg・mという、並のスポーツカーを凌駕するスペックを誇る化け物なのだ。
交通ジャーナリストが解説する。
「この覆面パトカーは2013年に警視庁で15台導入され、主に首都高や各所の交通機動隊で取り締まりにあたってきました。走り屋の間では『メーター読みで270km/hでも追いかけてくる』という都市伝説まで囁かれるほどの存在感があり、暴走車両を逃がさないという警視庁の信念そのもの。しかし導入から10年以上が経過して車体の劣化が著しく、ついにその任務を終えることになったようです」
見分けるのは極めて難しくなった
かつて覆面パトカーの特徴といえば「クラウン」「アンテナ」「8ナンバー」。それが見分ける目安とされていたが、残念ながら過去の遺物だ。現在は極めて高度化しており、車種は「スバル・WRX S4」「カムリ」「スカイライン」など多様化。アンテナは極小化され、エンブレムも市販車と全く同じ使用になっているため、見分けるのは極めて難しいといわれる。
つまり、外観で覆面パトカーを見分けることは不可能だということになる。
「しかも近年、彼らが狙っているのは高速道路上でのスピード違反だけでなく、車間距離不保持(あおり運転)や信号無視、携帯電話のながら運転など、日常的な違反の全てが検挙の対象となっています。さらに今、横断歩道での歩行者妨害(信号のない横断歩道で、歩行者を横断させるための一時停止を怠る)に対する取り締まりを強化しているといいます。『自分は安全運転だから関係ない』と思っているドライバーもふとした瞬間、彼らの視界に入っていることを忘れないことです」(前出・交通ジャーナリスト)
交通法規を守り、常に安全運転に心がけていれば問題ないのだが。
(灯倫太郎)
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