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記事全文を読む→古閑美保が巨人戦の始球式に登場して「アンチ巨人なんで」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
ゴルフの世界では芝の読み違えが敗因となる場合が多いが、「野球好き」が災いし、ついつい「空気」を読めない言葉を放ってトリプルボギーを叩いたプロゴルファーがいる。
それは2009年9月22日の巨人×中日戦(東京ドーム)。始球式のマウンドに立ったのは、人気絶頂の古閑美保だった。華やかな衣装をまとい、無事に大役を終えたのだが、その後の囲み取材での対応が事態を急転させる。
前日に巨人がリーグ優勝を決めていたことで、記者がその話題に触れたのだが、古閑はサバサバした口調でこう言い放ったのである。
「目の前で胴上げを見なくてよかった。アンチ巨人なんで。(始球式の)仕事で巨人の一塁側ベンチから出なくてはいけなかった。また始球式はやりたいですね、巨人以外で。オファー、待ってます」
あろうことか、巨人ファンの聖地・東京ドームで始球式をやりながら、堂々と「アンチ」発言をブチかましたのである。
翌日の「日刊スポーツ」は「古閑実は巨人嫌い…V3鬱憤試合で晴らす」という強烈な見出しで、この発言を報道。古閑の公式ブログには巨人ファンからの猛烈な批判が殺到し、ネット掲示板やSNSが大炎上する騒動になった。
ブログでの謝罪に追い込まれることに
古閑は父親の指導のもと、3歳から野球を始め、小学校時代は投手で4番。プロゴルファーになってからも、自らオーナー兼監督となる草野球チーム「MIHO'S BASEBALL CLUB」を結成するなど、野球好きとして知られていた。
もちろん、プロスポーツ選手にも好きなチーム、嫌いなチームがあるのは当然のことだが、おそらくこの時の彼女は「プロアスリート」より、一人の「野球ファン」としての感情を優先させてしまったのだろう。
大放言から5日経った9月27日、古閑はブログで謝罪に追い込まれることになる。
「プロのアスリートとしてこのような発言はあってはならないことで、一人の人間としてまだまだ未熟だったと痛感しております」
ブログには巨人軍関係者や読売新聞社、そして巨人ファンに対する深謝の言葉が綴られていた。
この謝罪によって火の手は収まり、その後は持ち前の明るさと率直な人柄で再び、多くのファンを獲得していく。この「アンチ巨人」発言は、彼女のキャリアで最も人間臭い炎上劇だったといえよう。
(山川敦司)
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