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Posted on 2026年07月09日 10:00

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈オーロラエックスが勝ち負け〉

2026年07月09日 10:00

 夏の福島競馬の売りものでもある伝統の七夕賞が7月12日に行われる。

 一昨年、昨年と2番人気馬が1着、1番人気馬が2着と堅く収まっているが、これはきわめてマレ。ハンデ戦だけに波乱に終わる決着が多い。

 02年に馬単が導入されて以降、これまでの24年間、その馬単での万馬券は8回(馬連6回)。この間、1、2番人気馬によるワンツー決着は直近2年の2回のみ。はたして3年連続となるか、それとも波乱に終わるか。大いに注目されるところだ。

 年齢的には充実著しい5歳馬が11勝(2着10回)と最も連対を果たしており、他の世代を圧倒している。これに続くのが6歳馬の8勝(2着8回)。4歳馬の3勝(2着3回)は意外と言えるだろう。

 ハンデは重い斤量を背負う実績馬の活躍が目立っている。57キロ組が最も連対しており、1着は12回(2着4回)を数える。軽ハンデ組より55キロ以上を背負った馬の活躍が目立っていることは注意すべき点だろう。

 こうしたデータを踏まえたうえで、最も期待してみたいのは、オーロラエックスだ。

 これまで牝馬が連対することは少なかったが、苦戦すると見られ、評価が下がるようなら穴党としては好都合。この馬の素質、底力を思えば決して見劣りしないはずだ。

 前走の都大路Sは6着だったが、ひと息入ったあとで3カ月半ぶりの実戦だったことを思えば、今回は期待していい。余裕残しだった前走を使われたことで、この中間は大きく良化している。

 杉山調教師をはじめ、厩舎スタッフも「稽古の動きがグーンと素軽くなって、躍動感が出てきた。状態は明らかに上向き。それに、ひ弱な面が解消されて、たくましくなってきた」と、強調するほどだ。であればチャンスがあっていい。

 ハンデは恐らく前走と同じ55キロまで。オープン特別でも勝ち鞍があり、GⅠにも挑戦したほどの馬。そのエリザベス女王杯は16着と大敗を喫したが、それまで使い詰めできており、調子は下降気味だったため、参考外にしていい。

 母系は欧米の一流血脈。馬場がよほど悪くならないかぎり、勝ち負けになっても不思議はない。

 大勢逆転があれば、ヤマニンブークリエだ。

 前走の新潟大賞典は3カ月ぶりの実戦にもかかわらず、見せ場たっぷりに差のない5着。この中間も至って順調で、一時のスランプは脱したとみてよく、休み明けを使われての変わり身が見込めるはずだ。

 昨秋のセントライト記念で小差2着の実績があり、続く菊花賞でも注目していたが、16着に凡走。その後、体調を崩して休養を挟むことになったが、本来の姿に戻った今回は初重賞制覇のチャンスである。

 ハンデは恐らく前走と同じ56キロまで。十分争覇圏内だ。

 七夕賞の翌週(7月19日)行われる小倉記念もハンデ戦だけに、一筋縄では収まりにくい。

 過去24年間で馬単による万馬券は8回(馬連4回)。この間、1番人気馬は5勝(2着5回)、2番人気馬は2勝(2着5回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は4回。ちなみに、小倉で開催された直近5回(24年は中京開催のため除く)は、1番人気馬が〈0 0 1 4〉と、1度も連対を果たしていない。

 穴党としては、ナムラエイハブを狙ってみたい。

 前走のジューンSは9着に敗れたが、勝ち馬とはコンマ6秒差だった。小倉での勝ち鞍はないが、2月の小倉大賞典では勝ち馬とコンマ3秒差の4着。先行力に加えて器用さも十分兼ね備えている。

 母はオープンで活躍した馬で、ハーツクライなど近親、一族に活躍馬が多くいる良血。道悪もうまく、晴雨にかかわらず好走必至とみた。

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