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記事全文を読む→女芸人の「鼻黒メイク」にダメ出しして反撃を食らった「みりちゃむ」を擁護する千鳥ノブと男芸人の「異様なご機嫌とり」
他人のメイクには容赦なくダメ出しするのに、自分が反撃された途端、周囲の男性芸人に必死になだめられる――。ギャルタレント・みりちゃむをめぐり、なんとも奇妙な光景が繰り広げられた。
それは先日のABEMA配信番組「チャンスの時間」でのこと。男女コンビの売れ方のバランスを調整する企画に、芸歴2年の漫才コンビ「ドラマ☆麺」が登場した。
みりちゃむが気になったのは、ボケ担当の女性ナルちゃんの、鼻を黒く塗ったメイク。
「もうちょい、綺麗にした方がいい」
さっそくダメ出ししたのだ。
これに対し当のナルちゃんは、YouTubeなどでは鼻の黒さを指摘されないと反論した上で、
「おじさんと、男社会でおじさんとうまくやってる女性の前に立ったら(いろいろ言われる)」
みりちゃむに強烈な皮肉をお見舞いした。これにみりちゃむは、
「お前、偏見すごいな」
と顔をしかめたのである。
険悪な雰囲気になると、千鳥のノブら男芸人たちが「ごめんね」「怒らないでね」と、慌ててみりちゃむをなだめ始めた。
いやいや、最初に他人のメイクに注文をつけたのは、みりちゃむではなかったか。
もちろん、ナルちゃんの反論もかなり挑発的だ。みりちゃむが男性社会に迎合していると決めつけるような物言いには、言い過ぎな部分があるだろう。
ただ、そもそもナルちゃんの鼻黒メイクは、芸人として自分で選んだスタイル。本人がそれで笑いをとろうとしているのなら、一般的な美しさを基準に「綺麗にした方がいい」と助言すること自体、余計なお世話に聞こえてしまう。
どちらの主張も笑いに変える腕の見せどころなのに
みりちゃむは派手なメイクも独特のファッションも、自分らしさとして堂々と貫いてきたギャルタレント。他人から見た目をとやかく言われることには敏感なはずなのに、いざ自分が助言する側になると、別の女性の個性的なメイクが気になってしまう。そこにはちょっとした矛盾が感じられるのだ。
さらに妙な後味を残したのが、男芸人たちの対応である。女性タレント同士の言い合いなら、どちらの主張も笑いに変える腕の見せどころ。ところがノブらはみりちゃむの機嫌を損ねないよう、すっかりご機嫌とりモードに突入してしまった。
これでは反論したナルちゃんだけが悪者で、みりちゃむは周囲に守られる特別扱いのゲストに見えてしまう。
男女コンビの売れ方を調整する企画だったはずが、思わぬ形で浮かび上がったのは、人気タレントと若手芸人の扱いの差。鼻黒メイク以上に、周囲の芸人たちによる「顔色うかがい」が、なんともおかしな光景と言わざるをえないのだった。
(田中皇治)
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