エンタメ
Posted on 2026年10月23日 11:30

【週末プチ紀行】特等席の絶景に露天温泉も激ウマ名物グルメも…秋風を200%感じる「トロッコ列車」極上の楽しみ方

2026年10月23日 11:30

 山々が鮮やかな錦に染まり始める10月下旬。多忙な日々の喧騒を離れ、心身をリセットする週末紀行に推奨したいのが、「トロッコ列車の旅」だ。新幹線や特急のガラス越しに流れる景色とは一線を画し、窓枠のない吹き抜けの客車から秋の風景を間近に臨むダイナミズムは格別。肌をかすめる澄んだ秋風、川のせせらぎ、車輪が奏でる規則的なジョイント音、そして森の芳香まで、大自然を五感すべてで浴びる贅沢がここにある。

 例えば都心から週末にフラリとアクセスできる名路線は目白押し。渡良瀬川の雄大な渓谷美を縫うように「トロッコわっしー号」や「トロッコわたらせ渓谷号」が走る群馬、栃木の「わたらせ渓谷鐵道」はその代表格だ。

 あるいは、ノスタルジックな里山をガタゴトと駆け抜ける千葉県の「小湊鐵道」。さらに会津の大自然を満喫できる会津鉄道の「お座トロ展望列車」、信越本線の廃線跡を行く碓氷峠鉄道文化むらの「トロッコ列車ライン」など、個性豊かな列車が鉄路を彩る。

 ここで鉄道ジャーナリストが、注意点を解説する。
「トロッコ列車は運行本数が限られるため、紅葉の最盛期は指定席券の事前確保が必須です。各社のネット予約システムや主要駅のみどりの窓口での発売日を、あらかじめ確認しておきましょう。最大の注意点は『防寒対策』。外気温が心地よい秋晴れでも、吹きさらしの車両で走行風を浴び続けると、体感温度は数度以上も急降下します。脱ぎ着しやすいマウンテンパーカーや大判ストールを必ず手荷物に入れておくのが鉄則です」

東武鉄道の特急車両を活用した「列車のレストラン清流」

 そして途中下車の楽しみも、ローカル線旅の醍醐味だが、
「沿線に点在する温泉駅や名物グルメは見逃せません。わたらせ渓谷鐵道は、水沼駅の温泉センターで絶景露天や足湯に浸かり、神戸駅ではかつて東武鉄道の特急『けごん』で使用された車両を活用した『列車のレストラン清流』で舞茸ごはん弁当や舞茸天うどんに舌鼓を打つのが黄金ルート。駅自体が立ち寄りスポットになっていることも、人気を集める大きな理由になっています」(前出・鉄道ジャーナリスト)

 日常の雑務やストレスを心地よい揺れに預け、ガタゴトと響くレール音に耳を傾ける。息を飲む絶景を特等席から眺める大人のレールトリップへと繰り出したい。

(高島昌俊)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月18日 12:00

    コント日本一を決める大会に「大人の事情」は無関係だった。10月17日に生放送された「キングオブコント2026」(TBS系)で、エントリー3445組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得したのは、吉本興業所属のジェラードン。アタック西本とかみち...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月22日 11:30

    出演作を調べたいわけでもないのに、阿部寛のウェブサイトを開く。ネットが正常に繋がっているかを確かめるためだ。顔写真と文字を中心とした1990年代風の簡素なページは構成する要素が少なく、データ量も軽いため、表示が速い。ゆえに「日本最速のサイト...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年10月23日 06:45

    お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が、絵本作家(別名義:にしのあきひろ)としての道を歩み始めたのは2005年。「えんとつ町のプペル」が大ヒット作となり、原作者の西野が製作総指揮と脚本を兼任して、2020年にアニメ映画を劇場公開。興行収入...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク