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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「冠 二郎」(2)結婚までの経緯が青春ドラマみたい
テリー そこでは、まだ挨拶しただけですよね? どうやって2人の恋は盛り上がっていったんですか?
冠 これがまた不思議な話で、マネージャーがたまたま彼女に名刺を渡していたんですよ。そしたら、熱海の公演から3~4日後に事務所へ彼女からの荷物が届いたんです。
テリー その中身は?
冠 職業柄、歯間ブラシとか、歯に関する物をいろいろと送ってくれたんです。あと、同封された手紙に携帯番号も書かれていて。
テリー おお、それは絶対「かけてくれ」ってことじゃないですか!
冠 いや、でもせっかく手紙をくれたわけだし、電話だと何を話せばいいかわからないから、速達で返事を出したんですよ。
テリー いいな、昔の青春ドラマみたい(笑)。どんな返事を書いたんですか?
冠 薬のお礼とこちらの電話番号、そして「もし、できることならば今後、心の交流も」と伝えたんです。そしたら次の日の夜に「お手紙ありがとうございます」って電話がかかってきたんですよ。その時に「実は一目ボレしちゃったんだ」と‥‥。
テリー 言いましたか!
冠 いやあ、勇気を振りしぼりました。もう70過ぎだし、これが最後のチャンスだろうから「彼女には積極的に行こう」と。
テリー カッコいいじゃないですか。
冠 で、まずは会って食事でもしよう、ということになったんですが、彼女は「女性と外食しているところを誰かに見られると、冠さんにご迷惑をかけるから、私がご自宅に行きます」って言うんですね。それで「俺、いつも外食ばっかりだから、家に調理器具も何もないよ」って言ったら、彼女は炊飯器とお米や餃子とかを持って家まで来てくれたんです。
テリー え、炊飯器を持って? ホントにドラマみたい(笑)。
冠 食事の日が2月4日の木曜日だったんですけど、その時「日曜日にお父さんとお母さんに挨拶に行っちゃおう」と。
テリー 出会ってからまだ10日くらいで、しかもまだ1回御飯食べただけでしょう。そりゃまた早いわ!
冠 それで3日後、彼女の実家まで行きました。車で一緒に熱海に向かう中で、彼女はもう俺との結婚を決めていたそうです。だから、「結婚を前提におつきあいさせてください」と報告しようと2人で決めて。
テリー お義父さんとお義母さん、家にいきなり冠二郎が来たから驚いたでしょうね(笑)。彼女のご両親は、おいくつなんですか?
冠 お義父さんは82歳、お義母さんは74歳です。俺より年上でよかったですよ(笑)。
テリー 反対はされなかったんですか?
冠 反対も何も、俺は「娘さんをください」とか言ってないんですよ。行ったら、うな重とか取ってくれて、それを4人で食べながらいろいろ話してるうちに、そういう雰囲気になっていて。「え、いいんですか?」って驚いたら、「冠さんなら、もう」ということで。
テリー へぇ~、それはもう冠さんの人柄ですよ。やっぱり年の功だね、人を見る目があるんだなァ。
冠 それでも、こっちは年齢差は気になっていたから「だって、年が離れてますよ」ってお伝えしたら、お義母さんが「何言ってるの。90歳も60歳も同じよ」って。ホントに優しいご両親で、不覚にも泣いてしまいました。で、3月31日に入籍の運びとなりました。
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