芸能

2016秋ドラマの「ドロドロ潰しあい現場」が地味にヤバイ!(3)ディーン・フジオカが声を荒げた理由とは?

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B フジのお寒い現状はさておき、あのアツい男が、TBSのドラマ現場をかき回しているらしい。

A もしや‥‥、「IQ246~華麗なる事件簿」で天才貴族を演じる、あの‥‥。

B そう、織田裕二がかなり役に入れ込んでいて、なかなか撮影が進まないと現場から不評を買っている。

C 視聴者からも、あの演技は賛否が分かれるところだ。鼻声でゆったりとした口調は「ぶらり途中下車の旅」の名ナレーション、滝口順平(故人)を思わせるけど、業界では「相棒」の杉下右京(水谷豊)の影響をモロに受けて迷走しているという意見が多い。

B 織田といえば、セットの作り込みやセリフ回しなど、演出の細かいところにまで口を出す芸能界きっての“こだわり派”。その織田が「IQ──」でもバンバン自己主張しているらしい。しかもカメラが回っていないところでも完全に「貴族」になりきっていて、打ち合わせでも「そこはね‥‥、つまり‥‥私が思うのは‥‥」とかスローモーに貴族口調で話すもんだから、撮影がよけいに押すわけだ。

A 織田にしてみれば、今後は「踊る大捜査線」の青島刑事役のイメージをいかに払拭していくかが重要課題。“華麗なる役づくり”が大ヒンシュクを買ってでも、新ドラマを成功させたいんだろうね。

B そんな織田にゾッコンなのが共演するディーン・フジオカだ。プロ意識に感銘を受けて、「織田さんはスゴイ、スゴイ」と周囲に漏らしていたようだけど‥‥。

C だけど‥‥?

B とにかく織田のこだわりがすごすぎて、撮影が徹夜になることも珍しくない。そんな過酷な状況のさなか、番宣で出演したのが、「オールスター感謝祭」(TBS系、10月9日放送)。織田、フジオカ、そして土屋太鳳ら「IQ──」組が出演したんだけど、実は全員そろって徹夜明けだったらしい(笑)。

A オンエアを観たけど、織田だけが元気ハツラツだった(笑)。

B フジオカは赤坂マラソンで激走した土屋太鳳をしきりに心配していた。舞台裏では、「あんなムチャさせて!」と声を荒らげていたそうだけど、それを織田へのアテツケと捉えたドラマ関係者も多くいたようだ。

A そんな奮闘もむなしく、話題性では同じTBSドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」にすっかり食われてしまった。エンディングで主演の新垣結衣が披露する「恋ダンス」が「かわいい!」と話題になり、ネットの公式動画再生回数が600万回を超える人気だ。

B ガッキーといえば、10年前に「ポッキー」のCMでダンスを披露してブレイクした実績もある。

A しかし、当人はダンスが注目されることにひけめを感じているらしい。昔から本人は「あまり得意じゃない」と語っていたけど、恥じらいのある素人っぽい踊りに、ファンは引き付けられるのかもしれないね。

B その「逃げ恥」と視聴率でデッドヒートを繰り広げているのが日テレの「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」。第4話で13%に達した「逃げ恥」に抜かれてしまったけど、全放送回の平均視聴率では僅差につけている。

C 主演の石原さとみはスタッフの心をつかむのがうまい。収録にはだいたい軽食やお菓子の差し入れを持ってくるし、忙しい撮影の合間を縫って、ブログを更新しては、ドラマをPRしているからね。現場の士気は高く、「とにかくさとみちゃんを勝たせたい」とスタッフは一丸になっている。巻き返しの起爆剤として、あのピコ太郎をゲスト出演させる仰天プランも進行中だとか。

A 数字のためにはなりふりかまっていられない。テレビマンってのも因果な商売だ(笑)。

 10月スタートの連ドラもまだ中盤。今回の座談会で飛び出したオフレコ話で、秋の夜長のドラマ鑑賞をさらに楽しんでほしい。

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