8月中旬、食欲が減退する盛夏期のお昼どき。この時期の定番ランチといえば「冷やし中華」や「冷やしうどん」などだろう。しかしここ数年、外食チェーンでは酢醤油とカラシで食べる昭和の定番冷やし中華から脱却し、冷たさと強い刺激を両立させた「進化系冷や...
記事全文を読む→【一杯酒場】兵庫・西宮「藤吉」
本拠地・甲子園でのトラ党勝利をタレが自慢の「つくね」と地酒で祝杯
阪神甲子園球場の西側へしばらく歩くと「新甲子園商店街」がある。甲子園駅前の喧騒が嘘のような、住宅街の中の落ち着いた雰囲気の一角だ。この地に32年前から店を構える「藤吉」は、野球観戦帰りに立ち寄る常連客も多い。
メインは土佐備長炭で丁寧に焼き上げる焼鳥。できあがりを待つ間にまず食べたいのが、朝引きの丹波地鶏を使った「きもの造り」。口に入れた瞬間に新鮮さが分かるすっきりとした味わいで、後に濃厚な旨みが残る。ピリッと辛いおろし生姜を添えていただく。太めのアスパラ3本をネックで巻いて焼き、ネギをどっさりと乗せた「アスパラネック」はこの店の名物料理の一つ。そのボリュームに驚くが、ポン酢のさっぱりした味付けとの相性が絶妙でいくらでも食べられそう。
「とり」「ハート」「きも」「皮」など、どれも1本120年からとリーズナブルな価格なのに、たっぷりとした量で嬉しい。これでも最近、泣く泣く値上げしたのだとか。大ぶりでふわふわした食感がたまらない「つくね」は特におすすめ。創業時から継ぎ足しているタレは、阪神大震災の難を奇跡的に逃れたというからありがたみもひとしおだ。新鮮な魚介類も自慢で、地酒の種類も豊富。ゆっくりと攻略したい名店だ。
■藤吉
住所:兵庫県西宮市甲子園網引町2-26 電話:0798-46-9677 営業時間:17:00~24:00 定休日:月
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