カネを渡せば夜の街に出かけることは目に見えている。だが締め切りまでまだ3日ある。ギリギリまで考えると、1週間は大丈夫だ。そこで私は原稿料の封筒から万札を1枚取り出した。「子供の小遣いじゃないんだから」では、もう1枚。「そんな殺生な。お願い、...
記事全文を読む→週刊アサヒ芸能 2016年 9/8号
今年3月、その名も「国士舘物語」という小説が発売され、話題になった。そしてこの夏には、「国士舘」を舞台にした映画が上映。相撲や柔道の強豪校として知られた“武闘派”の学校が、今なぜそんな盛り上がりを見せるのか。そこには若者を魅了し、中年を懐か...
記事全文を読む→蒲田、品川、有楽町と京浜東北線を北上するように、ゴジラはこれでもかとビルや街を破壊する。この破壊シーンの出来こそが怪獣映画の評価を分ける要因だ。「ゴジラが上陸し群衆が逃げ惑うシーンでは、リアルな映像を見せるため庵野総監督みずからiPhone...
記事全文を読む→●ゲスト:早見優(はやみ・ゆう)3歳から7歳までグアム、7歳から14歳までハワイで育つ。14歳の時にハワイでスカウトされ、82年にシングル「急いで!初恋」で歌手デビュー。同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。83年、みずからも出演したコカ・コ...
記事全文を読む→そんな何もない田舎町では、民間鉄道とJRそれぞれの駅にも、その土地ならではの風情や哀愁を感じると言い、「民鉄の駅は基本的に地元の人が使うので、こぢんまりと、ひなびている。JRは(第三セクターが作られたりして)栄えたあとにすたれ、地元の人が利...
記事全文を読む→結婚生活によって夫が購読していた「産経新聞」と、産経新聞出版の月刊誌「正論」を読むようになり、保守思想を学び始める。政治評論家の浅川博忠氏はこう話す。「弁護士時代、産経新聞に月1回ペースで原稿を寄稿していました。それを読んだ安倍総理が、稲田...
記事全文を読む→今までと形態の違うゴジラにオールドファンの間からは「変身するのはヘドラと同じ」と指摘する声が上がっているが、戸惑うなかれ。「他にも、今回のゴジラはしっぽが異常に長いと言われているが、円谷英二は『キングコング対ゴジラ』でしっぽに躍動感を与えた...
記事全文を読む→日本初の大人のためのアニメといわれた「千夜一夜物語」製作の最終盤、この作品に賭ける手塚治虫の意気込みは鬼気迫るものがあった。だが、雑誌の締め切りは待ってくれない。手塚プロの唯一の出入り口に鍵を掛け、その手前にソファを2段積み上げて、寝不足の...
記事全文を読む→“幻の手羽先”を武器に全国展開し、海外にも出店した居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」。その創業者・山本重雄氏が8月21日に急逝した。享年59。手羽先の唐揚げを名古屋から世界へと羽ばたかせた経営者の「サービス哲学」とは──。「名古屋のスーパース...
記事全文を読む→六角精児といえば、テレビドラマ「相棒」での鑑識官役など、名バイプレイヤーとしてドラマや映画に引っ張りだこの、超個性派俳優。かつてはギャンブラーとして鳴らし、離婚歴も3回と、私生活での話題も豊富だが、実は芸能界有数の一風変わった鉄道マニアとし...
記事全文を読む→内閣改造人事で新・防衛大臣に任命された稲田朋美氏。トレードマークとなった艶やかな網タイツとメガネのおかげで、日本を守る前にご本人の人気が「爆発」寸前だった。安倍晋三総理に寵愛され、ネトウヨも萌えさせるという素顔をアサ芸「特殊取材部隊」が先制...
記事全文を読む→近代日本漫画の原点ははたしてどこにあり、いかなる発展を遂げて現在のようになったのか。歴史をたどると、出てきたのは意外な事実。天才漫画家たちの豪放秘話とともに、紙芝居や浮世絵、欧米漫画が入り乱れる「世界一になった必然」を明らかにする。中国では...
記事全文を読む→7月29日の公開から1カ月、映画「シン・ゴジラ」のばく進が止まらない。興行収入は45億円を突破、さらに何度も劇場に足を運ぶ熱狂的なリピーターが続出しているという。なぜ今「ゴジラ」が大ヒットしているのか?懐かしの過去シリーズとはどこが違うのか...
記事全文を読む→8月19日、志村けん(66)が肺炎のため大阪市内の病院に緊急入院した。自他ともに認める健康オタク芸人の一大事に心配は募るばかりだが、その裏で、なんと悲恋の心労をささやく声が聞こえてきたのである。同日、志村は大阪・新歌舞伎座で初日を迎えた座長...
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