---ところが冷えきった日ロ関係に楔を打ち込んだのが、12年に誕生した第2次安倍政権だった。---12年3月、プーチンさんは、大統領選の4日前に世界の主要メディアを集めて北方領土問題について言及したのです。「外交はお互い負けのない『引き分け...
記事全文を読む→日露首脳会談
---だが、これまで日本政府が「4島一括返還論」を国是として掲げてきたと誤解していた読者も少なくないだろう。その背景には、東西冷戦に揺れる世界情勢下で、日本政府の方針が二転三転したことに理由があるという。---56年2月、日ソ共同宣言の締約...
記事全文を読む→ロシアのプーチン大統領がぶち上げた「年内に平和条約を締結」という爆弾発言。11月14日のシンガポールでの日ロ首脳会談では、北方領土問題について安倍晋三総理が「2島先行返還」を口にし、国論を2分しているのだ。はたして日本政府は「4島返還」から...
記事全文を読む→●ゲスト:鈴木宗男(すずき・むねお)1948年、北海道生まれ。拓殖大学在学中から衆議院議員・中川一郎氏の秘書を務める。83年、衆議院議員選挙に初当選。その後、防衛政務次官、外務政務次官、衆議院議院運営委員長、北海道・沖縄開発庁長官、内閣官房...
記事全文を読む→ロシアのプーチン大統領と日露首脳会談を行った安倍晋三首相。そのニュース映像の中で安倍首相が“ガラケー”こと、フィーチャーフォンを使っているシーンがあり、日本国民をガッカリさせている。「安倍首相が使っているのは二つ折り式のシルバーのガラケーで...
記事全文を読む→12月15日に来日し、山口県長門市で安倍晋三総理と日露首脳会談を行ったロシアのプーチン大統領。翌16日、両首脳が共同記者会見で「北方領土での共同経済活動に関する交渉を進めることで合意した」と宣言した。北方領土の返還に進展がなかったことから、...
記事全文を読む→宗男氏は毎年、ビザなし交流で北方領土を訪れている。この5月にも国後を訪れる予定だという。1年ごとに国後は目覚ましい変化をしているんですよ。道路や港が整備されている。日本の領土であるのに、このままでは日本の出る幕がなくなってしまうのではないか...
記事全文を読む→ですから、先に二島を返還してもらうのが現実的なんです。そして、その先に国後と択捉をどうするかというプラスアルファが待っている。個人的には、残りの二島に関しては共同統治、共同管理という方法もあると思います。私は根室によく行く。根室市民といちば...
記事全文を読む→じゃあ、「四島を一括で返還せよ」と最初に言ってしまったら、これは現実的ではない。それどころか“出口”が見えなくなってしまう。それはなぜか。「四島一括返還」というのは、ソ連時代の古い考え方でしてね。当時、向こうは「領土問題はない」と言ってきた...
記事全文を読む→日露首脳会談が成功のうちに終了。10年ぶりとなる両国首脳による共同声明が発せられた。これにより、「北方領土返還交渉」の“入り口”が再び開かれた──。北方領土問題に命を賭けて取り組む政治家、鈴木宗男氏が交渉の“出口”について熱く語り尽くした。...
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