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記事全文を読む→DeNA山本祐大捕手トレード獲得で「セ・パ交流戦が断然有利」になったソフトバンクの「うまみ」
衝撃的なトレードを成立させたのは、横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークス。両球団が「山本祐大と尾形崇斗、井上朋也の交換トレードが成立したこと」を発表したのだ。
「DeNAは山本という正捕手の放出、それもシーズン中のトレードだったので驚きました。まもなくセ・パ交流戦が始まりますが、セ6球団を知り尽くす山本を得たことで、ソフトバンクが俄然、有利になりました」(ベテラン野球記者)
そのソフトバンクだが、その日のうちに城島健司CBOが取材に応じ、
「山本選手はプレースタイルがホークスに合うと思っていました」
と称賛している。チームの補強ポイントが捕手だったことは本当だ。しかし、こんな見方もできる。そんなに自軍に合う選手なら、ドラフト会議で指名しておけばよかったのに、と。
山本は2017年のドラフト9位でDeNA入り。この年のドラフト会議の支配下で、最後に指名されている。ちなみにDeNAの1位は、のちに山本と最優秀バッテリー賞に選ばれた東克樹であり、ソフトバンクに1位指名された高校生投手は、すでにユニフォームを脱いでいる。
2017年ドラフト組のリチャードと大竹耕太郎は移籍後に開花
ドラフト会議全体の主役は清宮幸太郎だった。7球団による競合で、ソフトバンクも1位入札している。このほかに指名された主な選手を挙げてみると、現ホワイトソックスの村上宗隆、巨人・岸田行倫と大城卓三、広島・中村奨大。
ヤクルトが村上の交渉権を獲得した際には「捕手」でアナウンスされており、捕手のアタリ年でもあったわけだ。そして村上や中村のように、ポジションをコンバートされてレギュラーになった選手がいる。
では、この時のソフトバンクはというと、育成で6選手を指名している。うち2人は既に現役を引退しているが、残り4選手は周東佑京、リチャード、大竹耕太郎、そして尾形崇斗である。
「リチャード、大竹はそれぞれ移籍後に開花しています。尾形もまた…」(スポーツ紙記者)
ちなみにリチャードは現在、左第5中手骨骨折でリハビリ中だが、実戦復帰は近づいてきている。
ソフトバンクでもスタメンマスクが予想される山本が、セ6球団をどう苦しめるのか。その山本が「大トリ」となった2017年組が、今季のペナントレースの行方に大きく関わるかもしれない。
(飯山満/スポーツライター)
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