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記事全文を読む→鈴木宗男「北方領土奪還交渉の“出口”」(4)露との経済協力を進めよ!
宗男氏は毎年、ビザなし交流で北方領土を訪れている。この5月にも国後を訪れる予定だという。
1年ごとに国後は目覚ましい変化をしているんですよ。道路や港が整備されている。日本の領土であるのに、このままでは日本の出る幕がなくなってしまうのではないかと思えるほどです。私は北方四島で日本はドンドン経済協力していくべきだと思っている。
例えば、北方領土周辺は世界四大漁場の一つにされるほど水産資源が豊かな海域です。 今、根室にある歯舞漁協は入漁料をロシアに払って、こんぶ漁をしているんですが、こうした民間の経済協力活動にストップをかけようとしているのが外務省ですよ。
「ロシア側の許可を得て、向こうで仕事をすることは、ロシア領だと認めることになる」
外務省はそういう理屈を述べるのですが、両国のトップ同士が領土問題を認めて、それを解決しようと言っているのだから、そんな理屈は通らないのは明白でしょう。今すぐにでも日本は北方四島で経済協力して、その存在感を示していかなくてはならない。
そして、水産資源の管理や自然保護など、今から日露が協力して取り組まなくてはならない問題が多くあるのです。
現在、プーチン大統領は大規模な極東開発を進めている。北方領土だけでなくシベリア地方に巨額の投資を行っています。
今から100年前、帝政ロシアの時代に首相でストルイピンという人物がいた。この首相は「ロシアの力は東にある」と演説し、極東地域の重要性を示した。そのストルイピンをプーチン大統領は尊敬していて、生誕150年の年に銅像を建てたほどで、その改革の思想を実践しているのだと思います。
だからこそ、北方領土だけでなくシベリア地区でも日本はロシアと経済協力をしていくべきなのです。
世界一のエネルギー大国であるロシアと世界一の応用技術を持った日本が協力していくことは、日本、ロシアの発展はもとより、世界の平和安定にもつながるんです。
そうした日露の経済協力・支援関係を築いていけば、北方領土問題の“出口”である四島の全てが返還される日が近づいていくことは間違いないと思っています。
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