社会
Posted on 2013年05月23日 09:58

鈴木宗男「北方領土奪還交渉の“出口”」(4)露との経済協力を進めよ!

2013年05月23日 09:58

 宗男氏は毎年、ビザなし交流で北方領土を訪れている。この5月にも国後を訪れる予定だという。

 1年ごとに国後は目覚ましい変化をしているんですよ。道路や港が整備されている。日本の領土であるのに、このままでは日本の出る幕がなくなってしまうのではないかと思えるほどです。私は北方四島で日本はドンドン経済協力していくべきだと思っている。

 例えば、北方領土周辺は世界四大漁場の一つにされるほど水産資源が豊かな海域です。 今、根室にある歯舞漁協は入漁料をロシアに払って、こんぶ漁をしているんですが、こうした民間の経済協力活動にストップをかけようとしているのが外務省ですよ。

「ロシア側の許可を得て、向こうで仕事をすることは、ロシア領だと認めることになる」

 外務省はそういう理屈を述べるのですが、両国のトップ同士が領土問題を認めて、それを解決しようと言っているのだから、そんな理屈は通らないのは明白でしょう。今すぐにでも日本は北方四島で経済協力して、その存在感を示していかなくてはならない。

 そして、水産資源の管理や自然保護など、今から日露が協力して取り組まなくてはならない問題が多くあるのです。

 現在、プーチン大統領は大規模な極東開発を進めている。北方領土だけでなくシベリア地方に巨額の投資を行っています。

 今から100年前、帝政ロシアの時代に首相でストルイピンという人物がいた。この首相は「ロシアの力は東にある」と演説し、極東地域の重要性を示した。そのストルイピンをプーチン大統領は尊敬していて、生誕150年の年に銅像を建てたほどで、その改革の思想を実践しているのだと思います。

 だからこそ、北方領土だけでなくシベリア地区でも日本はロシアと経済協力をしていくべきなのです。

 世界一のエネルギー大国であるロシアと世界一の応用技術を持った日本が協力していくことは、日本、ロシアの発展はもとより、世界の平和安定にもつながるんです。

 そうした日露の経済協力・支援関係を築いていけば、北方領土問題の“出口”である四島の全てが返還される日が近づいていくことは間違いないと思っています。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク