罪人の死体の肝臓、胆嚢や脳などを原料にした薬を作り、収入を得ていた一族がいる。江戸幕府の御様御用(おためしごよう)を務めていた山田家がそれだ。当主は代々、浅右衛門(6代吉昌からは朝右衛門)を襲名していた。御様御用は腰物奉行の配下で、将軍の佩...
記事全文を読む→肝臓
いよいよ忘年会シーズンがやってきた。多少、酔ったところで、周囲も大目に見てくれる。酒好きにとっては至福の季節だ。が、頭の片隅から離れないのが、肝臓の具合である。長年、酷使してきた臓器を労わる方法はないものか‥‥。そんな悩みを解消できたと力説...
記事全文を読む→愛媛県宇和島市で開かれる「万波誠医師のお別れ会」に向かう羽田空港で、20年以上も取材でお世話になっている消化器外科医から連絡がきた。「記事読みました?」というものだ。何のことかと尋ねたところ、万波医師と同時代に肝臓移植を執刀していた大学病院...
記事全文を読む→お猪口で茶を楽しむ、なんだか飲茶体験をしているような肝炎の猛者はγ-GTPが高記録保持者でも、筆者のように2500まではないようで、「実はもう死んでたりして…」なんて冗談を当然のことのように浴びせてくるわけです。同室のいつもの紳士は「気にし...
記事全文を読む→体調不良になって、数日は何もする気が起こらない。ただなんとなく、「絶メシロード」(テレビ東京系)をぼんやり眺めながら過ごします。そんなまどろみの中、病室の外で何やら騒ぐ婆さんがひとり。耳をすませば、どうやらトイレに連れて行ってほしいらしい。...
記事全文を読む→難病はさらに肉体を痛めつけます。チャック・ウィルソンくらい日本語が不思議な口調になって、もう「世界まるごとHOWマッチ」状態。その調子の悪さといったらとんでもない。そのまま緊急入院となり、美人女医の治療を受けたわけですが、嬉しいやら哀しいや...
記事全文を読む→病院嫌いの人ならわかると思うのですが、医者にかかると何をされるかわからない。そんな不安があったのですが、エラーを起こしたロボコップのような体の“錆び加減”には勝てないわけですよ。よろよろとおぼつかない足取りで近くの病院へ…。救急の窓口で話を...
記事全文を読む→それからは自宅で原稿を執筆して、なんとかこの体調の悪さをやり過ごそうとしていたんですが、全ての感覚が遠い。パソコンを打つ手も「カイジ」の鉄骨の上に立ったゼッケン12番の中山みたいにブルブルと震え、誤打ちばかり…。寝ようが起きようが何かがおか...
記事全文を読む→電車に乗車した後は、もう乗務員やら駅員やらの姿を見るだけでコワいわけですよ。「お前、ちゃんと金持っているんだろうな!」と全員が鬼に見えて…。まぁ気のせいだったわけですけど、電車の車窓を眺めていると、耳障りな声で「おおおぃぃい!あなたのことは...
記事全文を読む→「う、ううん…って、ここどこやねん!はっ、病院?」気がついたのは、救急病院のベッド。何があったのかすらわからない自分。電車に乗っていたはずが…まるで狐につままれたような感覚でした。と、あたりを見ると腕につながる点滴、ピッピッと規則的に点滅す...
記事全文を読む→「おまえ、いい加減にしろよ!」「酒の飲みすぎだ!」「焼酎のボトルを抱いて寝るのやめろ! ハードボイルド気取りか!」「この村から出ていけ!」福岡出張の折、僕はあまりの酒癖の悪さに地元の社長やお世話になっているヤクザ社会学の先生、物書きの先輩に...
記事全文を読む→日本人に蔓延している「脂肪肝」。3人に1人と言われているが、文字通り肝臓に脂肪がたまる疾患だ。放置すると、生活習慣病のリスクを高めたり、肝硬変や肝臓ガンに進行する危険性も孕む。肝臓はたんぱく質の生成や脂肪の代謝の調節、血中の毒素の排出など様...
記事全文を読む→今年3月にテレビ東京を退社したフリーアナの鷲見玲奈が酒の飲みすぎで過去に体を壊したことがあると、バラエティ番組で告白して話題を呼んでいる。8月4日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演した鷲見は、テレ東に入社したての頃、いろん...
記事全文を読む→“貧乏暇なし”とはよくいったもので、来る日も来る日も働きづめでストレスはたまる一方だ。暴飲暴食で食生活は乱れ、疲れがなかなかとれないばかりか、眠りは浅く熟睡もできない。こんな毎日だから朝から体がダルいし、集中力や判断力が鈍って仕事ではミスば...
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