エンタメ

藤井聡太 62億円が動いた「フジイノミクス」の爆騰現場!(2)リュックもチョコも売上げ増

 対局室で、まずファンの目に留まったのは、藤井が毎回持ち込む愛用のリュックサック。イギリスのアウトドアブランド「カリマー」の製品で、鮮やかな青が印象的だ。同社の担当者に話を聞いた。

「藤井さんが使われている製品は去年の6月にニューモデルになっており、まったく同じものは販売しておりません。ですが、実はその現行モデルの同色の製品が売れていて、現在は在庫なしの状況です。弊社にも出荷ベースで約2倍の発注が届き、将棋とリュックサックには親和性がないだけに驚いています」

 教育の分野では“モンテッソーリ教育”のブームに火をつけた。これはアメリカのオバマ前大統領や、世界的大企業の創業者らを育てた教育メソッドだが、一部の教育者の間でしか知られていなかった。だが、この「天才育成法」を取り入れた幼稚園に藤井が通っていたことが知れ渡ると、関連の「モンテッソーリ本」は一躍バカ売れ状態に。15年8月に発行された「モンテッソーリ流『自分でできる子』の育て方」(日本実業出版社刊)の担当編集者が言う。

「連勝ストップ以降も、たくさんのお問い合わせをいただき、おかげさまでこの2週間ほどで二度の緊急連続大増刷となりました」

 長時間にわたって脳をフル稼働させる将棋には、エネルギー源となる糖分の補給が欠かせない。藤井が対局に持ち込んでいた“おやつ”が不二家の「LOOKチョコレート」だ。報道陣からそのことを知らされた同社の対応はこうだ。

「注目していただけた御礼にと、弊社社長名でお手紙を添えて、関西将棋会館に『LOOK』を贈らせていただきました。同商品は今年が発売55周年でキャンペーン中なのですが、ありがたいことに相乗効果で売り上げは昨年よりも伸びています」(広報担当者)

 大量に進呈されたチョコは、他の棋士や将棋連盟の職員にもお裾分けされたという。その舞台裏ではこんなこぼれ話も。

「対局中にチョコをたくさん食べることで有名な加藤一二三九段は、この話を聞いて『なぜ僕には何も送られてこないんだろう』と不思議そうな顔をしたそうです」(将棋観戦記者)

 藤井を「すばらしい後継者」と絶賛した“ひふみん”。師弟タッグでチョコのCMに出演する日は近い!?

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
3
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え
4
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
5
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」