エンタメ
Posted on 2025年03月07日 17:58

森内俊之は46歳で…将棋「B級2組」降級の羽生善治を悩ます「フリークラス転出」の決断

2025年03月07日 17:58

 タイトル獲得通算100期まであと1期としている将棋界のレジェンド、羽生善治九段が「決断」の時を迎えている。

 3月6日に大阪・関西将棋会館で行われた第83期順位戦B級1組、最終13回戦で大橋貴洸七段と対局。102手で投了し、4勝8敗でB級2組への降級が決まった。

 来期、羽生九段がB級2組に所属すると、1991年から1992年の第50期順位戦以来、34年ぶりとなるが、羽生九段は進退を明かしておらず、「いずれにしても年度末までには答えは出さないといけない」と話すにとどまった。

 ではB級2組に属さなければどうなるのか。

 将棋界では「竜王」「名人」といった8大タイトルとは別に、A級、B級1組、B級2組・C級1組、C級2組の5クラスに分かれる「順位戦」がある。各リーグの勝敗によって順位、ランクが入れ替わるが、それとは別に「フリークラス」が存在する。

 これはB級1組以下の棋士が、順位戦終了後から年度末の間に宣言すると、「フリークラス棋士」となるというもの。羽生九段のコメントに「年度末」のワードが出てきたのはこのためだ。

 フリークラス棋士は順位戦を指せなくなるが、それ以外の全ての棋戦に参加する権利と義務がある。基本的に公務や将棋普及を主眼に置いて設けられた制度のため、日本将棋連盟の会長職にある羽生九段が、一線を退いて多忙な連盟の活動に専従する可能性もあるだろう。

 これまで名人経験者のB級2組降級の例は加藤一二三、丸山忠久があり、永世名人資格者のB級2組降級は谷川浩司十七世名人に続いて、羽生九段が2人目となる。谷川十七世名人は現在もB級2組で現役を続行中だが、羽生九段はどのような選択をするのか。

 羽生世代のひとりで十八世名人の森内俊之は、2017年の順位戦でB級1組に降級し、46歳の若さでフリークラス転出を宣言している。宣言すれば二度と「名人」の座に就くことはできない。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク