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記事全文を読む→【佐藤優・独占レポート】イスラエル「モサド元幹部」が私に語ったトランプ「イラン工作」の極秘情報(2)「悪魔」との戦いのつもりか
攻撃の手を緩めずにイスラム革命政権を徹底的に叩き潰すことが、神から与えられた使命である、とトランプ氏は考えていると思う。トランプ氏のような、カルヴァン派的な二重予定説を信じるキリスト教徒にありがちな対応だ。今後の情勢分析で重要になるのは、トランプ氏の心象風景をつかむことだと筆者は考える。
さらにトランプ氏は、
〈イランが「無条件降伏」をすれば「(米国が)受け入れることのできる偉大な指導者を選ぶ」と説明。「多くの素晴らしい、非常に勇敢な同盟・友好国とともに、我々(米国)が休むことなく、イランを破壊から回復させるために働く。イランを経済的にもより強くする」〉(3月7日「朝日新聞」デジタル版)
と語った。この「無条件降伏」が意味するところに関して、報道陣がレビット大統領補佐官に聞くと、こう答えている。
〈「(イランに対する作戦名)『壮大な怒り』の目標が完全に達成されれば、イラン側が何と言おうが本質的には、イランは無条件降伏の状態に置かれる」〉(3月7日「朝日新聞」デジタル版)
無条件降伏とは、文字通り、条件を一切付けずに降伏しろということだ。これはもはや取り引き(ディール)ではなく、最後通牒である。イランのイスラム革命政権を瓦解させるまで、トランプ氏はこの攻撃を続けるつもりだ。
その背後には、合理的計算を超えた「サタン(悪魔)とは徹底的に戦い、勝利しなくてはならない」という超越的な信念があるように筆者には思えてならない。
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