芸能
Posted on 2018年08月09日 09:58

野性爆弾くっきー、「42歳の遅咲きブレイク」の裏にあった“意外すぎる理由”

2018年08月09日 09:58

 2018年上半期にバラエティーを席巻し、多忙な日々を過ごしたお笑い芸人・野性爆弾のくっきーだが、ブレイクまでにあまりの時間を要したのはなぜか。

 奇抜な特殊メイクと常識を超えた世界観、そして独特なタッチで描かれる絵画など、くっきーの武器を一言で説明することは決して容易な作業ではないが、世間がようやく彼に共鳴を覚えたのはここ半年から1年の間のことである。42歳にして、芸人キャリアにおける最初のブレイクを迎えたこの大柄な芸人は、吉本興業のNSC大阪13期生としてデビューし、同期にはブラックマヨネーズやチュートリアル、次長課長、そして後輩には今やゴールデン帯で司会を任されるフットボールアワーの後藤輝基もいる。

 同年代と比べ、明らかに出遅れた格好のくっきーだが、そこには彼が“自由にボケきれない”ほどに突き抜けた天然ボケの相方・ロッシーの存在があるという。テレビ誌ライターは言う。

「くっきーほどの個性派のボケをコンビとして有している場合、ツッコミはとにかく常識人で正統派な立場を保った方がベターでしょうが、肝心のロッシーは周囲が引くレベルの天然芸人であり、バラエティー番組などではくっきーのボケを放置することもしばしば。ただでさえ彼のボケは周囲には扱いづらいイロモノであるため、当のツッコミがロッシーではくっきーのボケは“打ちっぱなし”で終わってしまいます。それどころか、頻繁に発動するロッシーの天然発言をくっきーが突っ込んで訂正するという場面も珍しくなく、これでは野性爆弾自体がウリを明確にできないまま宙ぶらりんの状態になるのもうなずけます」

 そんな状況が打破されたのは、くっきーのボケに対し、“ロッシー以外のツッコミ芸人”が然るべき合いの手を打ち始めたことにあるようだ。

「かつてはお笑いコンビというのは2人そろっての出演が暗黙の鉄則でしたが、最近ではバラバラで活動する機会が増え、くっきーも“正統派なツッコミ芸人”から良質のツッコミを頂戴する機会が急増。それによってくっきーの世界観が存分に発揮され、続々と共鳴者が誕生したのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 中にはタカアンドトシやブラックマヨネーズなど、頑なにコンビとしての“セット出演”にこだわるペアも多いが、こと野性爆弾に関してはくっきーの突き抜けたボケをキチンとさばくことのできるツッコミが必要だったのだろう。あとはこの“くっきーブーム”を少しでも長続きさせることに注力するべきか。

(木村慎吾)

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