芸能

天才テリー伊藤対談「タブレット純」(1)モノマネのネタにテリーさんも‥‥

●ゲスト:タブレット純(たぶれっと・じゅん) 1974年、神奈川県生まれ。幼少時よりAMラジオを通じて古い歌謡曲に目覚め、中古レコードの収集などに熱中。高校卒業後、古本屋のアルバイト、介護職、歌声喫茶の店員などを経て、2002年、「和田弘とマヒナスターズ」の新メンバー「田渕純」としてデビュー。04年、和田弘氏永眠後、ソロに。11年より「浅草東洋館」にレギュラー出演。ネタは主に歌ネタで構成され、「ムード歌謡漫談」という新ジャンルを確立した。また15年には、高見沢俊彦のソロライブのパンフレットの対談に登場したり、坂崎幸之助のソロライブにゲスト出演するなど、ミュージシャンとしても活動中。現在は、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、火曜日レポーター)、「タブレット純 音楽の黄金時代」(ラジオ日本)にレギュラー出演中。10月8日(月・祝)銀座・博品館劇場にて「タブレット純リサイタル」開催。

 少女マンガの王子様のようなルックスでありながら、ギターを奏でてモノマネやムード歌謡漫談を披露するギャップがたまらないお笑い芸人・タブレット純。マニアックな少年時代を経て憧れのグループに加入、さらにお笑いの世界へと向かう怒濤の歩みに、天才テリーも驚愕!!

テリー このビジュアルで芸人さんなんだから、驚きだね。たしか以前、「スッキリ」の現場でお会いしましたよね。

タブレット はい、算数の文章問題の不可解さに疑問を持つ、というネタをやらせていただきました。

テリー 算数の教科書を床に投げつけて、ギターを弾きながら「♪そんなことより気になるの~」って。

タブレット そうです。そのネタで「歌ネタ王決定戦」という番組の決勝まで行ったおかげで、あの頃はテレビに出る機会が増えたんです。最近はまた減ってしまいましたが(苦笑)。

テリー 他に、どういうネタをやっているんですか。

タブレット よくやらせていただいているのは、モノマネです。昔からAMラジオが大好きだったので、大沢悠里さん、永六輔さん、毒蝮三太夫さん、上柳昌彦さんなどが主なレパートリーです。あとは、たまにテリーさんも。

テリー えっ、俺もできるの? ぜひ見せてよ。

タブレット (テリーの声色で)「うーん、やっぱね、安倍首相は、なんか逃げ回るばっかりで‥‥」。

テリー アハハハハ、うまいなァ。

タブレット 本当は、似顔絵を出しながらやるんです(と、荷物から似顔絵が描かれた画用紙の束を取り出して、安倍総理のイラストを持ちながら)「私は、安倍晋三であります」。

テリー おー、モノマネはもちろんだけど、この絵もよく似てる。誰が描いたんですか。

タブレット 全部僕が描いています。

テリー 各方面に才能があふれているね。あ、ギターも持ってきてくれているんだ、せっかくだから何か歌ネタもやってもらえます?

タブレット それでは‥‥私、古めかしい昭和の大衆食堂が好きで、そんな店のことを歌にしています。(ギターを弾きながら)「♪釣りが趣味らしいご主人の~魚拓が自慢げに貼ってある~そんなお店のアジフライが小っちゃい~哀愁の昭和食堂~」

テリー おおっ、普通にしゃべっている時の声と全然違うね。

タブレット 「♪逢いたい~気持ちが~まま~ならぬ~」

テリー 鶴岡雅義と東京ロマンチカの「小樽のひとよ」だ。いい声だなァ。しかし、純さんは74年生まれでしょう。世代が全然違うじゃない。

タブレット AMラジオで、玉置宏さんの番組をよく聴いていて、そこでかかっていたグループサウンズやフォークソングに夢中になってしまって、中古レコード屋に通うようになりました。今日は、集めたレコードもいくつか選んで持ってきたんですよ(と、テリーにシングル盤を見せる)。

テリー うわー、これはすごいコレクションだ。こんなにあれこれ持ってきてもらって、申し訳ないね。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
2
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え