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記事全文を読む→急逝「アイドル発掘王」ジャニー喜多川の遺言(3)選考に第三者は意見できず
「ジャニーさんの自宅はジュニアたちのたまり場でした。メゾネットの寝室部分以外は、誰が来てもいいように開放していましたから。お気に入りのジュニアは気軽にマンションを訪れてはジュースを飲んだり、ジャニーさんの手料理に舌鼓を打つことも。『稽古場だと話せないことも、ここなら話しやすい。そのうち占拠されてしまうな』と、うれしそうに話していました」(芸能プロ幹部)
ジャニー氏は11年には「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」などの功績でギネス世界記録に登録されている。
「晩年に開かれた誕生日パーティーには、それこそオリコン1位を獲得した人気アイドルを中心に、100名近くが大集結しました」(竹下氏)
その中で最もジャニー氏の寵愛を受けたのが、滝沢というわけだ。だが、「アイドル発掘王」を襲名するのは並大抵のことではない。ジャニー氏を知る芸能関係者が語る。
「ジャニーさんには、プロデューサーとしては一代限りという自負がありました。というのも、アイドル志願者の全ての履歴書をジャニーさんが見て選考するのは有名な話ですが、その部分に関して第三者は意見することもできない。つまりジャニーズ事務所はジャニーさんの目にかなった人しか入れないのに、これだけのスターを輩出したわけです。これはもう天性の才能としか言いようがない」
たとえスター発掘は任せられなくても、ジャニー氏は以前から後継者について真剣に考えてきたという。
「誰からも慕われるよき先輩というのが第一条件。その点、最初に候補に挙がったのはメリーさんの覚えもめでたい近藤真彦(54)だった。確かにマッチは、事務所の大功労者で、後輩からの信頼も厚い。ただ、ある時からカーレースに夢中になりすぎて、後輩の育成どころか芸能活動からも距離を置くようになってしまった」(芸能関係者)
第一候補者が「脱落」したところに、きら星のごとく浮上したのが東山紀之(52)だった。
「誰からも慕われるそのキャラクターは、歴代ジャニーズの中でもピカイチ。雑談でヒガシの話が出た際には『将来のジャニーズを背負って立つんじゃないの』とジャニーさんは明るく話していました。そこでジュリーさんと『政略結婚』させようとしたところ、2人は破局。ジュリーさんが04年に一般男性と結婚し、子供を授かったことで、ヒガシの幹部候補の道は断たれていたのです」(芸能関係者)
紆余曲折を経て滝沢がジャニー氏の遺志を継ぐ形となったが、今後はどんな展開を迎えるのか。
「不世出のカリスマを失い、求心力、発掘力が弱まるのは避けられない。これまでのようにテレビへの露骨なゴリ押しもできなくなるでしょう。ただ、ジャニーさんは根っからの舞台人で、どちらかといえばテレビよりもステージを重視していた。滝沢もその意をくんで、ステージだけでタレントの収入が賄える、男版宝塚のようなビジネスモデルを考えていると聞いています」(芸能関係者)
内紛の火種を抱えながら新たな船出を迎えたジャニーズ帝国。その先にあるのは没落か、それとも‥‥。
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