芸能

「KARA脱退から5年」知英が難役挑戦で撮影中に見せた「どすこい!」ド根性

「京都国際映画祭2019」最終日の10月20日、知英(ジヨン)の主演映画「どすこい!すけひら」(11月1日公開)の舞台挨拶が行われた。

 同名人気漫画を映画化したこの作品で、知英が演じるのは恋に鈍感なぽっちゃり女子。事故に遭ってナイスバディー美女に変身したことから起きる三角関係を描いたラブコメディーだ。見どころは知英のアッと驚く変身ぶり。周囲はもちろん本人も驚く変わりようだった。

「朝3時からぽっちゃり女子になる特殊メイクを開始。3時間がかりで完成させるんですが、ついついうたた寝してしまうそうです。で、起きた時目にするのは、まるで別人の自分。毎回『誰?』と混乱したそうです。撮影は昨夏ですが、連日の酷暑にもかかわらず、体重100キロ超えボディーにするため、ファットスーツを着込んだそうです。重たい素材で、ひとりでは身動きもままならず、おまけに物語の設定は冬。長袖にマフラーを巻いての冬服仕様はとにかく暑くて、サウナ状態だったとか。簡単に取り外しできないため、撮影中はずっとつけたままの体勢。体力勝負の日々を過ごしたそうです」(映画ライター)

 演出した宮脇亮監督によると「ものすごく暑かったと思うんですけど、いつもニコニコ楽しそうにやっていた。それが励みとなってスタッフも頑張れた」と知英のプロ根性に舌を巻いたという。

「舞台挨拶では、コンプレックスについてのトークがあったんですが、モデルとしても活躍するほど非の打ちどころのない美人なのに、コンプレックスに悩む日々を経験したそうです。ただし、悩みの次元が少々違ってましたね。何でもデカすぎる目が嫌でたまらなかったそうです。小さい頃、顔の半分が目というくらい大きかったため、『カエルちゃん』というあだ名をつけられたんだそうです。怖くなるくらい目が大きすぎたとか。そのためいつも目を半開きにして小さく見せようと努力していたというから、美人には美人なりの悩みがあったんですね」(芸能ライター)

 K-POPアイドルグループ「KARA」でデビュー。14年に同グループを脱退後は母国の韓国を離れ、単身日本に乗り込んだ。地道な努力で日本語を完璧にマスター。ドラマ、映画などで違和感なく日本人役をこなし、役作りのため英語と広東語を覚え、北京語にも挑戦中という頑張り屋の面を持つ。 

「同じ事務所は桐谷美玲や内山理名らが所属。結婚後、活動をセーブしている桐谷に代わって、知英が事務所の屋台骨を支えている形です。夢はハリウッド進出。そのためには『どすこい!すけひら』が大ヒット、知英の代表作にならないと…」(前出・芸能ライター)

“ド根性”が報われることに期待したい。

(塩勢知央)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
スーパーフォーミュラでまた「事件」を起こした女子大生レーサーJUJUに「許せない」
2
菅野智之に緊急事態「オリオールズ⇒ドジャースorカブス」水面下のトレード駆け引き
3
楽天・浅村栄斗「連続試合出場記録」強制ストップと「違法カジノ疑惑」の不穏な関係
4
江戸時代の「家政婦は見た!」将軍のシモの処理をする「大奥の女中」のスパイ活動
5
「コメ暴言大臣の後釜に小泉進次郎」で自民党中堅議員が恐れる「コメがなければ寿司を…」