スポーツ

カープは早くも地獄?不要論も出るプロ野球「秋季キャンプ」の選手のホンネ

 今、ネット上でプロ野球の“秋季キャンプの是非”が話題になっている。

「かつて、元千葉ロッテの里崎智也氏が語っていた秋季キャンプに対する疑問に、ダルビッシュ有がツイッターで『自分が監督なら秋季キャンプ自体やらないかも』と賛同コメントを発信していたことが、この時期になるとプロ野球ファンの間で話題になるんです。もちろん、これには賛成意見と同様に《この時期に鍛えることは必要なのではないか》という指摘も多くあがりますね」(夕刊紙記者)

 ただし、里崎氏は当時、「個々に課題やトレーニングがあるため、チーム全体がそろってやるよりも一人のほうが効率的」とも語っており、決して練習不要論ではないのだが、昨今の秋季キャンプの現実を見ても、確かに考え直す点が多々ありそうな部分もある。

「阪神がペナントレース終盤で連勝し、クライマックスシリーズ(CS)進出を決めた際、選手らは“勝ち進んで秋季キャンプを少しでも短くしたい”などと冗談めかして言っていましたよ。どの球団の選手も、多くは“長時間はやりたくない”というのが本音では。しかし、もちろん首脳陣はそうは思っていない。特に下位に低迷した球団では、山積みの課題を少しでも解消するため、12月からの完全オフまでミッチリとしごいておきたいことに加え、選手も罪悪感があることから、文句の一つも言えないわけです」(スポーツ紙記者)

 そんな中、今回の秋季キャンプで最も激しいしごきが予想されてるのが、広島カープだという。

「セ・リーグ4連覇を逃した上にCS進出さえ果たせず無残な結果に終わったカープは、緒方孝一氏から引き継いだ佐々岡真司新監督は、キャンプ前の秋季練習から投手陣に長時間のランニングを課すなど、相当な力の入れようです。11月から始まる日南キャンプについても、報道陣に『変わりばえしない選手はそのまま帰らせるかもしれない』と強制送還まで示唆しており、選手たちは、これから待ち受ける地獄キャンプに戦々恐々です。しかし15年オフ、当時の緒方監督の場合も優勝の期待に応えられず厳しいキャンプを課していますが、単にキツイのではなく、ティー打撃のボールに書かれた文字を読ませながら打たせるなど、実戦に結びつく練習でチーム力を上げ、リーグ優勝に導きました。そうした柔軟性のある練習プランを佐々岡新監督にも作れるのかも、注目のしどころです」(前出・スポーツ紙記者)

 やるのであれば、不要論を吹き飛ばす効率的なキャンプにしてほしいものだ。

(スポーツライター・飯山満)

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