芸能

上白石萌音「恋つづ」、初回好発進に貢献した共演者3人の注目ポイント!

 1月14日スタートの女優の上白石萌音主演ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)初回の平均視聴率が9.9%と、まずまずの好スタートを切った。

 女優としての知名度は、妹・萌歌のほうが昨年は「3年A組」(日本テレビ系)やNHK大河「いだてん」など話題作に出演している印象が強かっただけに、姉・萌音も奮起したいところ。

 芸能ライターが指摘する。

「『恋つづ』での上白石は新人看護師役。ネット上では、《熱演ぶりは伝わるが、あまりにもわざとらしい。これでは妹に差をつけられそう》といった辛口意見も見られました。ただそれは、新人看護師らしい“垢抜けなさと素朴さ”とも言えなくもありませんから、そこを武器に、女性視聴者が好む“等身大”のキャラを今後どうリアルに演じられるかがカギでしょう。身長152cmと小柄でドングリ眼の子供っぽい見た目とナース姿のギャップが男性視聴者をどの程度“萌え”させられるかにも注目です」

 また、上白石扮する佐倉七瀬のライバルナース・酒井結華役の吉川愛の演技も業界内で話題だとか。

「“吉田里琴”名義で子役デビューしているだけに演技には定評がある吉川にとって、『恋つづ』は、今後ドラマで主役を務めることができるかという試金石的意味あいで見られているようです。また、佐倉と仲良しの同僚ナース・菅野海砂役を演じる堀田真由も今年ブレイクを期待される一人。昨年は『3年A組』(日テレ系)など話題のドラマに出演するほか、1年間での映画&ドラマへの出演が10本を超えており、勢いが見られます。本田翼や新木優子ら人気女優を輩出した女性誌『non-no』での専属モデルデビューも決まっており、話題性も十分です」(前出・芸能ライター)

 男性陣では、佐倉が恋する医師・天堂浬(かいり)役の佐藤健の“ギョロリ”とした目を生かしたコワモテキャラが目立っている。

「ネット上では、《ドSってキャラもハマリ過ぎていて逆につまんないかなぁ》《やけにカッコつけてて何か変に見えるんだが…》などの声もありましたが、18年のNHK朝ドラ『半分、青い。』で見せた好青年風な役より今回のキャラのほうが初回を観た限りでは向いているかも。イケメン俳優枠の中では演技力は高い佐藤ですが、身長が公称170cmと高くないため小柄な上白石とバランスがいい。恋愛ドラマヒロインの相手役としての出演は意外と少なく、男性からの好感度が高いのも強みではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 こうした上白石と、ワキを固める俳優陣らへの注目度がうまく合わさったこともあり、初回は好発進となったようだ。

 ただし、今期は各局、医療もののドラマが多く、「恋つづ」には、〈医療監修どうなってる?バサバサ長髪の男性看護師が就業できる病院って何〉〈ちょっとコメディが過ぎるかな。脚本が(「ナースのお仕事」=フジテレビ系=などを執筆した)金子ありささん。もう少し見てみようと思いますが…〉といった声も見られた。“ラブコメ度”だけでなく、“医療現場の臨場感”をどの程度のサジ加減で出していくかも今後の数字を左右する要素となりそうだ。

(島花鈴)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」