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Posted on 2020年04月15日 17:58

大林宣彦監督、「逝去」で偲ばれる尾美としのりとの「23年絶縁」の真相

2020年04月15日 17:58

 放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)で土岐頼芸を演じている尾美としのり。幼稚園の頃に子役として芸能界デビュー。4月10日に肺がんのために亡くなった大林宣彦監督の「尾道三部作」と呼ばれる1982年公開「転校生」、83年公開「時をかける少女」、85年公開「さびしんぼう」の3作品だけでなく、83年公開「廃市」、86年公開「野ゆき山ゆき海べゆき」、87年公開「漂流教室」など、多くの大林監督作品に出演している。

 ところが29歳の時に大林監督が雑誌インタビューで「尾美君はぼくの映画からは卒業だね」と話しているのを目にしてショックを受け、その後、本当に大林監督からのオファーはゼロに。「卒業宣告」の理由を考えるうちに、かつて楽屋で自身が、「たまには大林監督以外のほかの仕事もしてみたい」と、こぼしていたことにたどり着き、もしやこの時の自分の言葉が大林監督の耳に届いたのではないかと考えるようになったという。

「尾美は21年後の2016年8月、大林監督が肺がんで余命3カ月と宣告されたことをニュースで知り、再びショックを受けたと聞いています。何といっても尾美の現在の俳優としてのポジションを確立したのは、『転校生』の主役抜擢にほかなりませんからね。大林監督は18年に奇跡的な回復力を見せ、尾美に新作かつ遺作となった映画『海辺の映画館─キネマの玉手箱』のオファーをしたそうです。尾美は33年ぶりに訪れた広島・尾道で大林監督と再会。この作品の撮影中には『卒業宣告』の理由は聞けなかったそうですが、昨年4月19日放送の『爆報! THE フライデー』(TBS系)での大林監督VTR出演によると、やはり尾美が楽屋でこぼしていたことが原因だったとのこと。大林監督は尾美との関係を『親父と息子みたいなもの』と表し、『ぼくの映画に付き合わせ、ほかの可能性を奪っていた』などと語っていました」(映画誌ライター)

「尾道にもう1回、里帰り」してほしいと尾美に新作作品へのオファーをしたという大林監督。そんな大林監督の訃報に事務所を通じて「残念です」とだけコメントした尾美。やはり大林監督が言っていたように、親父と息子のような関係性だったのかもしれない。

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