芸能
Posted on 2020年07月30日 17:59

矢部浩之、キンコン梶原に明かしていた「大御所の特番でお笑いに開眼」転機!

2020年07月30日 17:59

 お笑いコンビ・ナインティナインと言えば、ボケ担当の岡村隆史の個性が強く、矢部浩之の印象はどこか薄いように思える。それにしても、矢部はもっと目立ちたいと思わないのだろうか?岡村に嫉妬はないのだろうか…?

 キングコング梶原雄太扮するカジサックのYouTubeチャンネル〈カジサックKAJISAC〉に矢部が出演、7月19日投稿〈【神回】矢部さんがテレビでは絶対しない話をしてくれました〉の中でナインティナインが現在のスタイルを築くきっかけになったある番組について明かした。

 高校時代、サッカー部で知り合った2人。岡村は先輩、矢部は後輩だった。本当はボケが似合っているのは岡村のほうだと知っていた矢部だったが、ボケは恥ずかしいことを言うほう…という認識だったため、先輩に恥をかかすわけにはいかないと、みずからボケを志願、岡村がツッコミとなった。

 ところが、当時通っていたNSC(吉本芸能総合学院)の講師だった本多正識氏の指摘によりボケツッコミが逆転した。…とはいえ、自分も目立っておもしろくなければいけないと考えていた矢部は、雑誌の取材などではおちゃらけたポーズで写真におさまるなど、今とはかけ離れたグイっと前に出るイメージだった。

 そんな矢部に転機が訪れたのは、1993~97年に放送された明石家さんま司会の特別番組「明石家さんまのスポーツするぞ!大放送」(フジテレビ系)に出演した際の事だったという。

 バスケットボールのフリースロー対決で、笑いを取ることなく真剣にやったらどうなるかと考え、みごとフリースローを決めた矢部。するとカメラがアップで寄り、どうリアクションして良いものかとドギマギしていると、共演の今田耕司が割り込み「うちの後輩です、今入れたん」と、場を盛り上げると、次に岡村が「うちの相方です、今入れたん」とかぶせ、さらにはさんまが「これオレの番組ねん」とたたみかけて爆笑をさらったというのだ。

 これを見て矢部は、自分は岡村をおもしろくできたらいいと気付いたのだと振り返った。

 いつだったか島田紳助氏が、一見“出しゃばりキャラ”に見える出川哲朗を、場が盛り上がっている時には無理にしゃしゃり出てこないと評していたのを思い出した。ナインティナインをコントロールしているのは矢部のほうなのだと強く認識させられた今回、矢部が“今から第2章”と表現した今後のナインティナインの活躍にも注目していきたい。

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク